アクセス鳥取大学7つの魅力全学共通教育地域学部医学部工学部農学部大学院入試Data沿革・組織図 鳥取大学情報の入手/お問い合わせ/資料請求41「山陰地方の医療の殿堂」として積み重ねた歴史は既に75年以上。著しい高齢化等、地域特性を生かした医学・医療への取り組みが独創的かつ先進的な教育・研究風土を育んできました。蓄積された成果は地域医療のみならず国際的にも高評価。それを礎に医学科・生命科学科・保健学科の3学科が連携、生命の尊厳を重んじ創造性に富む医療人・生命科学者を育成しています。 医療人に大切な要素として、3H、すなわちHead(知識)、Hand(技術)、Heart(心)があります。これは医学教育においては、しばしば知識・技能・態度の3要素と呼ばれます。その中でも、良い医療人になるためには、Heart(心)/態度が極めて重要で、「慈仁心鏡(じじんしんきょう)」すなわち、慈しみや優しさを心の鏡とすることが求められます。鳥取大学医学部では、この心の教育をミッションとしており、ヒューマンコミュニケーション、手話、早期体験ボランティアなどの多彩なカリキュラムが医療人 医学部は、医学科、生命科学科、保健学科がお互いに連携を取りながら、生命の尊厳を重んじるとともに創造性に富む医療人や生命科学者を養成する。医学部は、山陰地方の歴史と伝統ある医学部として、21世紀にふさわしい医学、生命科学、保健学を修得し、これを実践できる人材を育成するための先進的な教育を行う。そして、限りない人間愛を涵養しながら、地域社会の課題を解決し、地域の発展に貢献するとともに、国際的に活躍できる個性輝く創造性豊かな人材の養成を目指す。 医学部は、高齢化・過疎化が進む山陰地方において時代が求める医療ニーズに応えながら、地域医療の発展と充実に大きな役割を果たすと共に、国際的にも貢献できる最先端医学、医療を開拓してきました。がんセンター、脳とこころの医療センター、低侵襲外科センターなどを有する附属病院をはじめ、染色体工学研究センター、臨床心理相談センターなどの施設も充実しています。また、医学系大学に開設された日本初の生命科学科では、医学知識を基礎にしたバイオ創薬など関連領域のスペシャリストを養成しています。 一方的な知識詰め込み型の教育方法には限界があり、「自ら課題を探究し、問題解決能力を養う」ことを視野に入れた新しい教育プログラムが進行中です。3学科それぞれ精選された教授内容を重点的に履修しつつも、当医学部独自の理念に基づく内容を付加したモデル・コア・カリキュラムの導入を進め、多くの優れたメニューから学生が自主的・発展的に学び取るシステムを準備。大学病院で行う臨床実習では、医療スタッフの一員として加わる参加型実習(クリニカル・クラークシップ)を行っています。としての心を涵養してくれます。さらにもう一つの大切な心として、リサーチマインドがあります。日進月歩の医学には未知のことが多く、創造力を鍛え、常に探求する心を持つことが重要です。 本学ではいたわりの心とリサーチマインドに溢れ、個性輝く全人的医療人を養成します。人生にはいろいろな試練や困難が待ち構えていますが、それらを乗り越える強い心で、是非とも鳥取大学医学部に入学して、立派な医療人を目指してもらいたいと思います。学部の特色地域から最先端医療を学び、開拓する学部の魅力優れたメニューから学生の自主性を涵養する医学部の理念及び教育目標地域に根ざした伝統から、世界に通用する医学・生命科学・医療の担い手を育てたい。2023 TOTTORI UNIVERSITY
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