アクセス鳥取大学7つの魅力全学共通教育地域学部医学部工学部農学部大学院入試Data沿革・組織図 鳥取大学情報の入手/お問い合わせ/資料請求53染色体工学研究センターとっとり創薬実証センター生命現象研究部門バイオモデル動物開発部門ゲノム合成部門創薬研究部門創薬支援部門創薬開発産学官連携事業鳥取県全国企業全国他大学・研究所人工染色体ヘリポート救命救急センター内とっとり創薬実証センタードクターヘリ本院の救命救急センターは、三次救急医療施設として、あらゆる領域の重篤な救急患者に24時間体制で医療を提供する、いわば地域における“救急医療の最後の砦”としての責務を担っています。さらに医学生、看護学生、研修医、医師等への教育や、地域全体の救急医療水準を高めるため、医療機関や救急搬送機関など関係諸機関のスタッフへの研修を実施しています。2013年にドクターカーを導入し、2018年には本院を基地病院とする鳥取県ドクターヘリの運航が開始されました。医師、看護師が同乗するドクターヘリにより、早期の医療介入や搬送時間の短縮が図られ、救命率の向上、後遺症の軽減、医療資源の少ない山間部における救急医療体制の維持につながっています。 また災害拠点病院として傷病者の受入れや広域搬送への対応、DMATの派遣など広域の救急医療体制の充実にも努めています。 今後も関係諸機関と連携、役割を分担し、かけがえのない命を一つでも多く救えるよう全力で取り組んでいきます。 染色体工学研究センターは、本学で生まれた世界最先端の染色体工学技術を基盤として、学問的、社会的に国際競争力のある研究および人材育成を実践することを目的としています。全国でも他に類をみない産学官連携研究を実践している鳥取大学の附属研究施設であり、がんを含む病態の解明などの基礎研究から創薬や遺伝子・細胞治療などを目指した先端医療分野における応用技術開発研究まで幅広い領域に渡り研究を進めています。医学部生命科学科、医学系研究科・工学研究科、農学部、研究推進機構研究基盤センターが参画し、分野を超えた連携体制を整え、学部生から大学院生まで本センターの研究プロジェクトにも参画できます。また、企業との共同連携により、研究成果を社会に還元するトランスレーショナルリサーチを実践しています。 特に、2018年度から本センターの管理運営体制の中で新たに設置された「とっとり創薬実証センター」においては、人工染色体ベクターを利用して作出した完全ヒト抗体産生動物や稀少疾患モデル動物(ダウン症)を用いて、次世代抗体医薬品や改善薬の創出を目指しています。 このようにセンターでは、染色体工学技術を基盤として、学問的、社会的に国際競争力のある研究および人材育成の実践を通して、「染色体工学技術で未来医療を実現させる」取り組みに挑戦しています。とりで■救命救急センター■染色体工学研究センター地域の救命医療の最後の砦として〜かけがえのない命を一つでも多く救いたい〜染色体工学技術を利用して生命現象の基盤研究や再生医療および医薬品・機能性食品開発に応用し国民の健康増進と新規産業創出を目指す2023 TOTTORI UNIVERSITY
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