78 私は、化学や生物学についてより深く学びたいと思い、このコースを選択しました。このコースでは、動物や植物、微生物、食品などの多岐にわたる分野を対象としています。2年次から行われる学生実験では、高校での知識に加え、講義で学んだ知識を定着させるとともに、実践的な能力を身に着けることができます。 私が受験した推薦入試Ⅰ(D)では、なぎなた部の主将としてチームを牽引した経験をアピールしました。高校時代の経験を振り返り、学びたい内容を明確にし、自分の言葉で伝えることが重要だと思います。緊張すると思いますが、自分らしさを大切に、自信をもって面接に挑んでください。 一緒に充実した学生生活を送りませんか?■主な就職先(2020・2021年度 学部卒業生・大学院修了生)●民間就職先櫻正宗、アピ、ジェイエイフーズおおいた、日本原子力研究開発機構、万田発酵、キユーピー、交洋ファインケミカル、日本丸天醤油、味の素AGF、タカキベーカリー、アース環境サービス、田辺三菱製薬、オイシス、タカラバイオ、京都府農業共済組合、マルヤナギ小倉屋、オークワ、静岡銀行、宝醤油、敷島製パン●公務員就職先財務省中国財務局、地方公務員(鳥取県、島根県、徳島県、宮崎県、大阪市、鬼北町、湯沢町)環境分析会社、国や地方の試験研究機関(環境、農業)、食品関連業、農薬・肥料メーカー、製薬会社等で活躍できます。講義で学んだ知識を定着させ、実践的な能力を身につけるhttp://muses.muses.tottori-u.ac.jp/subject/leas/course/nougei/週間割(3年次前期)1限目2限目3限目4限目5限目放課後栄養科学Ⅱ分子生物学Ⅱアルバイト植物育種学Ⅰ生物活性化学Ⅱ農芸化学実験Ⅳ自習レポート発酵生産学Ⅱ農薬化学Ⅱ環境衛生学天然物化学Ⅱ農芸化学実験Ⅳ農芸化学実験Ⅳ食品機能科学ⅡレポートレポートMONTUEWEDTHUFRIBioscience,Biotechnology,and Agrochemistry■在学生からのメッセージ和田 友香農芸化学コース4年2019年度入学[高田学苑高田高等学校卒業(三重県)]■コースの目的 私たちは微生物・植物・動物・食品などを対象に生物が織りなす様々な現象を解明するとともに、生物資源を利用して、より豊かで安全な社会を実現するための技術を生み出そうとしています。この目的のため、有機化学や生化学、分析化学、植物生理学、食品科学など、基礎となる化学と生物学の専門知識を学びます。同時に、化学合成、遺伝子操作、食品分析など多岐にわたる実験・実習に取り組み、研究開発に必要な実験技術を身につけます。さらに、卒業論文研究で未知の課題にチャレンジすることで新たな事実を発見し自ら問題を解決していく力を養います。■コースの特徴 すべての生命現象の根幹に分子の振る舞いが関係しています。本コースでは、動物・植物・微生物・食品など幅広い領域を対象とし、生命の仕組みを分子の視点で明らかにしようとしています。さらに、得られた新たな知識を人々の健康増進、農業生産の改善、環境保護など様々な分野で応用することを目指しています。実験室での新たな発見を基盤として、世界を変えたいと考えています。 そこで本コースでは、実験室での研究に必要な技術と論理的な思考法を専門科目の講義と1年半にわたる学生実験で身につけます。さらに、卒業論文研究では、新たな発見につながる洞察力、主体的に研究を進めるための実践力、そして、研究成果の真の価値を見抜くための広い視野を養成します。人類の生存や暮らしの向上に関わる現代的課題に対応できる人材を育成しています。化学と生物学をツールとして、「分子」から「生命」のしくみを探求する生命環境農学科農芸化学コース2023 TOTTORI UNIVERSITY
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