平成30年度 筑波大学入学案内
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医学群ガイドブックの請求方法●医学群ガイドブックは、医学群Web ページからダウンロード可能です。  http://www.md.tsukuba.ac.jp/igakugun/index.html● テレメールによる請求もできます(p.175 資料請求番号は541390)くの学生との交流を通して豊富な知識の習得だけでなく、豊かな人間性の形成に役立ちます。さらに多くの留学生と交流することにより、グローバルな視野で物事を思考する国際性を養うことができます。また、1年次から医学類、医療科学類と合同で受講する科目を設けており、これは同じ医療職における各々の専門性と独自性、そして役割を考える機会となります。4年次には3学類に他大学生も参加するチーム医療演習を通して、医療における看護専門職の役割をより理解し深めることができます。正規の授業以外にも附属病院で行う研修会へ参加することで、最新の医療知識や医療安全などを学習することもできます。 看護学類の入学定員の数は70名で、3年次に10名の編入学を受け入れています。卒業要件を満たすと看護師の国家試験受験資格が得られます。2012年度の入学者から看護学類での助産師教育は実施せず、大学院で行っていますので助産師の国家試験受験資格は学類では取得できません。また選択により保健師の国家試験受験資格あるいは養護教諭一種免許の申請が可能となります。卒業生は、医療機関における看護職として、学校保健や産業保健、地域保健などにおいて人々の健康生活の維持・増進のために活躍しています。また、高度実践看護を目指し、専門看護師や教育・研究職を視野に入れて人間総合科学研究科看護科学専攻に進学している卒業生もいます。あるいは行政機関等において指導者として力を発揮する道もあるでしょう。 看護学類は高度専門医療職の育成を通して人々の健康と安全な社会の実現に貢献したいと考え、「筑波スタンダー看護を社会に発信することを目指しています。皆さんの積極的な参加を期待します。るための専門技術は、こうした幅広い人間理解と科学的な理論を基盤とした看護学のさまざまな演習や実習を有機的に取り入れながら修得していきます。教育理念 近年の急激な社会環境の変化に伴い、看護や医療に求められる「質」が急速に変化しています。一方、看護を必要とする人たちが求める質の高い要請に対応できる看護師の数はまだまだ不足しています。本学類では、このような看護や医療に対する社会の要請に即応するために、広い教養と深い人間理解を基盤とし、大学病院のみならず地域の医療・福祉に従事している方々とも連携した教育をします。 人々のニーズに合った質の高い看護を提供し、専門性を生かして、保健、医療、福祉チームの一員として協働できる保健医療専門職を養成します。また、教育者、研究者、管理者としてそれぞれの専門分野で指導的役割を担い、社会に貢献できる人材を育成します。特長 総合大学である特長を活かし、時間的に可能な限り、他学類あるいは他学群の授業を受けることができます。また、本学類以外の医学類や心理学類など他学類において医療・福祉に関連した科目を学ぶ学生達とチーム医療を学ぶことができます(医療チーム連携演習)。なお、受講を可能とする学群・学類や学年を定めている科目があります。さらに医学群以外の学群や学類とは距離的に離れているので移動時間の都合で受講できない場合もあります。看護学類発足の経緯 看護学類は2016年3月に第10期生を送り出し、そして4月、14年目の春を迎えました。この間、看護・医療科学類看護学主専攻から看護学類へと組織改正が行われただけでなく、2007年度には大学院看護科学専攻博士前期課程(修士課程)が、そして2009年度には看護科学専攻博士後期課程(博士課程)が開設されました。この背景には急速に変化する疾病構造や医療の進歩に伴い、それに対応できる高度専門医療職者の育成へと社会のニーズが高まってきたことがあげられます。看護学類ではこのようなニーズに応えるために特徴的なカリキュラムを構成しています。 他学群・他学類の学生と一緒に受講する共通科目は、多群学工理群学報情群学医群学門専育体群学門専術芸群学境環命生群学間人群学化文・文人群学際国・会社109103

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