平成30年度 筑波大学入学案内
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 筑波大学では、開学以来多くの障害のある学生が学んでおり、積極的に支援しています。現在、視覚障害、聴覚障害、運動障害、内部障害、発達障害等の障害のある100名以上の学生が、学群・学類と大学院のさまざまな分野に在籍しています。LGBT学生への支援も行っています。障害学生支援・LGBT学生支援支援の特色❶すべての学生の成長を期待する学生中心の支援活動 障害学生の日常的な修学支援のために「ピア・チューター(学習補助者)制度」を設け、本学で学ぶ多くの学生が支援活動の中核を担っています。障害学生自身もピア・チューターとして、養成講座の企画・運営や他の障害学生への支援に携わるなど、学生たちが主体的な支援活動を展開しています。 また、すべての学生への理解・啓発を目的として、総合科目Ⅰ「障害学生とともに学ぶ共生キャンパス」を開設し、障害のある人々と共生する心を育てています。❷各学群・学類、各研究科・専攻の専門性に基づく支援内容 全学の方針に基づいて、各教育組織が障害学生に対する支援の責任を担っています。このことにより、各分野の教育内容に応じた支援の専門性が保障されています。❸障害科学に裏付けられ、全学に平等に行きわたる支援体制 障害科学を専門とする教員が中心となってアクセシビリティ部門の専門部会を構成し、本学全体の障害学生支援を支えています。支援対象の範囲や具体的な支援内容等について、専門的な見地から指導・助言を行っています。ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターアクセシビリティ部門障害学生在籍者数の推移※アクセシビリティ部門では、各障害の状態に応じて、保健管理センターやキャリアサポート部門等と連携して、支援を行っています。132 筑波大学には、障害のある学生の修学を支援する組織として、ダイバーシティ・アクセシビリティ・キャリアセンターの「アクセシビリティ部門」があります。アクセシビリティ部門では、障害学生の支援に関する方針の検討、全学的な環境整備に関する調整、各教育組織および事務組織との連携を密にして、全学に平等にいきわたる支援体制を作っています。<アクセシビリティ部門>場所:スチューデントプラザ2階開室時間:月~金 8:30-12:15/13:15-17:15TEL:029-853-4584 FAX:029-853-2257Email:shougai-shien@un.tsukuba.ac.jpURL : http://dac.tsukuba.ac.jp/shien/※詳細はアクセシビリティ部門のホームページをご覧ください。0102030405060708090100110120130S55S57S59S61S63H2H4H6H8H10H12H14H16H18H20H22H24H26H28在籍者数(人)合計視覚障害聴覚障害運動障害内部障害発達障害・精神障害その他権利条約批准障害学生支援に関する憲章策定平成26年(2014年)障害学生支援室設置平成19年(2007年)権利条約採択平成18年(2006年)障害学生支援委員会設置平成13年(2001年)126

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