平成30年度 筑波大学入学案内
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高校での学習内容との関係 知識情報・図書館学類では「知識」や「情報」という広い概念を扱うため、そこでの学習内容は高校での学習内容に限らず、これまで身につけてきたすべての学習内容と関係します。様々な事柄に幅広く興味を持つ姿勢や教養が大事です。したがって入試科目も多岐にわたりますが、高校での文系・理系に関係なく受験できるように配慮しています。「知識」や「情報」に興味を持つ人なら、コンピュータが苦手でも、数学Ⅲを履修していなくても大丈夫です。 また、高等専門学校、短期大学などで専門分野を修めた人には3年次編入制度があります。就職指導・キャリア支援 全学レベルでのキャリア支援活動に加えて、知識情報・図書館学類として、進路説明会や学生間で情報を共有するための進路情報カフェ等を実施しています。 また、個別相談に対応するため、進路指導担当教員のほか、専門のキャリアアドバイザー(週1日)を配置しています。卒業後の進路 卒業後は、研究者や大学教員を目指してより深い内容を修めるための進学と、知識や情報に関連した機関や企業への就職があります。身近な大学院としては、図書館情報メディア研究科(2年制の博士前期課程と3年制の博士後期課程)があります。他大学や海外に進学するケースもあります。 就職先には、知識や情報のサービスを行う機関、図書館、企業や研究所の情報部門、さまざまな企業、製造業や印刷・出版・書店、サービス業及び官公庁などがあります。 主な進路は前ページの通りです。本学類の特徴のひとつである文理融合のカリキュラムから学んだ知識と技術力を生かし、知識情報・図書館学類の卒業生は、幅広い分野で活躍しています。求める人材文理融合型カリキュラムの下で、知識・情報の蓄積・流通にかかわる社会や文化、人間の行動、情報技術を幅広く学ぶ意欲を持つ者。特に、問題を主体的に見いだし、率先して解決に取り組む自律的な姿勢を持つ者。入学までに学んでおいてほしいこと高等学校までの学習内容に広く関心を持ち、特に英語、国語、数学(数Ⅱ・数Bまで)の基礎学力を身につけていること。針方抜選者学入個別学力検査等(前期日程)外国語、数学に加えて文科系科目または理科系科目のいずれかの深い理解と、知識に基づいた論理的思考力、応用力を評価します。個別学力検査等(後期日程)総合的な基礎学力に加えて、論理的思考力、表現力、広い視点からの発想を評価します。推薦入試高等学校で学習する全教科がバランス良く優れていることに加え、論理的思考力、コミュニケーション能力、説得力、豊かな発想を評価します。AC入試社会における情報の伝達や知識の創造に関して幅広く興味を持ち、関連した課題を自ら発見し、分析・解決していく能力を評価します。課題の分析結果を論理的に説明することや、説得力のある提案ができることも評価します。国際バカロレア特別入試主体的に学ぶ意欲のある者を対象として、語学力を含む基礎学力や論理的思考力、コミュニケーション能力、説得力を評価します。私費外国人留学生入試知識と情報に関連した内容に深い関心と問題意識を持ち、理解力、思考力、表現力や日本語能力に加えて、大学での学修に必要な基礎学力を有する人材を選抜します。編入学試験知識と情報に関する領域で学んだ知識・技術を深めたり、異なる領域で学んだ知識・技術を基に新しい領域に挑戦したりする意欲と学力を有する人材を選抜します。入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)群学工理群学報情群学医群学門専育体群学門専術芸群学境環命生群学間人群学化文・文人群学際国・会社10397

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