筑波大学案内 2025
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21 私たちの日常生活の中で、外国人と触れ合う機会が飛躍的に多くなりました。これからの日本社会には、生活者としての外国人、日本語指導が必要な外国人児童生徒を、地域社会が包括的に支える態勢が求められています。 日本語・日本文化学類は、そのような多文化共生社会に向けた地域づくりのために「日本語学習支援者養成」修了証プログラムおよび「日本語教師養成」修了証プログラムを提供します。 「日本語学習支援者養成 CP 」 は、児童生徒教育に携わる教員志望学生、生活者としての外国人を支える地域のボランティア等として、日本語教育のごく基礎的な資質・能力を有していることを保証するものです。 「日本語教師養成 CP 」は、国内外で多様化する日本語学習者の置かれた状況に対応できる資質や能力、専門性の高い知識や実践力を有していることを保証するものです。 本CPは、平成30年度の文化庁による報告「日本語教育人材の養成・研修の在り方について」に準拠しています。この報告の「日本語教員養成において必要とされる教育内容(図)」を満たすよう精選された学術科目を履修することで、専門性の高い理論面の強化が可能となります。住所、氏名を明記してください。なお、大学宛の封筒の表に「日本語・日本文化学類案内請求」と必ず朱書してください。請求先 〒305−8572 茨城県つくば市天王台1−1−1    筑波大学人文・文化学群 日本語・日本文化学類 (学生募集要項の請求先とは異なります。)● テレメールによる請求もできます(p.167 資料請求番号は561340)最新の詳しい情報は、http://www.japanese.tsukuba.ac.jp/をご覧ください。パンフのダウンロードもできます。「筑波日日」で検索!特色ある授業 日本語・日本文化学類では、教室で行われる講義や演習に加えて、「実践性」と「国際性」を重視したカリキュラムを用意しています。 日本各地の農村や地方都市を訪れて聞き取りを行うフィールド実習、学内の日本語教育実習、さらに海外の大学で行われる日本語教育実習(インターンシップ)や、海外の大学生とともに国際関係や文化事情を学ぶ異文化理解国際研修があります。 また、日本語・日本文化学類ではJapan-Expert(学士)プログラム生を含む正規生、日本語・日本文化研修留学生(日研生)をはじめとする短期留学生を多数受け入れており、留学生と日本人学生が協働する授業もあります。総合学域群からの移行 本学類への進学は、推薦入試やアドミッションセンター入試等によるほか、総合選抜を通じて1年次は総合学域群に所属し、2年次から本学類に移行する方法があります。修了証プログラム (Certificate Program : CP)池上 功輔(1年次:総合学域群 → 2年次:日本語・日本文化学類) 私は、大学で中学校・高校国語の教職を学びたいと思っていたので、迷っていた日本語・日本文化学類と教育学類に移行できる選択肢のある総合学域群を受験しました。1年次は、文系のあらゆる学類に移行できるように履修を組んでいました(1年次に修得した単位は、漏れなく日日学類の卒業要件として使うことができています!)が、興味のあった日本語と日本文化、教育をバランスよく学ぶことができ、授業が魅力的であると感じた日日学類への移行を決めました。 移行する際は新しいコミュニティに馴染むことができるか不安でしたが、授業でのグループワークや実習、学類のサークルなどを通して、人付き合いが得意ではない私でも同期や先輩・後輩とも仲良くなることができました。新歓で温かく迎えてくれた同期には、とても感謝しています。様々な学問を知ることができた総合学域群での学び、そして専門分野を深めていける現在の日日学類での学びは、どちらも貴重な糧になっていると感じています!移行体験記日本語・日本文化学類パンフレットの請求方法● 返信用の封筒(角形2号)を下記の請求先へ送付してください。返信用封筒には210円分の切手を貼り、請求者の

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