筑波大学案内 2025
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入学者選抜方針23求める人材入学までに学んでおいてほしいこと推薦入試AC入試国際バカロレア特別入試私費外国人留学生Japan-Expert(学士)プログラム特別入試※ 個別学力検査等(前期・後期日程)を実施せず、総合選抜入学者を2年次から20名受け入れます。資格など 卒業要件以外に「教職科目」や「博物館学」の単位を修得すれば、教員や学芸員の資格が得られます。取得できる資格 教員免許  中学校一種免許状(国語)       高等学校一種免許状(国語) 社会教育主事、学芸員、司書教諭日本語、日本文化に幅広い興味を有し、将来、国内外において日本での就学・就労や日系企業での就労を希望する者に日本語を教える日本語教師への適応性を有する人材を選抜します。■城・山梨・長野・富山・愛媛・沖縄各県立高等学校 福島・栃木・千葉・静岡各県公立中学校 麗澤瑞浪高等学校 山梨学院高等学校 など筑波大学 群馬大学 北海道教育大学 鳴門教育大学 秀明大学 国際教養大学 学習院女子大学 福岡女子大学 などホーチミン市師範大学(ベトナム) 静宜大学(台湾)大連大学(中国) 興信大学(韓国) リュブリャーナ大学(スロベニア) カターニア大学(イタリア) など総務省 文部科学省 厚生労働省 ■城県庁 福島県庁 千葉県庁 東京都庁 愛媛県庁 佐賀県庁 つくば市役所 土浦市役所 成田市役所 さいたま市役所 沼津市役所 静岡市役所 豊橋市役所 ■城県警察本部 広島県警本部 など日本放送協会 テレビ朝日映像株式会社 日本経済新聞社 株式会社朝日新聞社 凸版印刷株式会社 学校図書 光村図書出版 ベネッセコーポレーション 野村證券株式会社 あおぞら銀行 群馬銀行 足利銀行 横浜信用金庫 日本郵政 日本航空株式会社 関東鉄道 佐渡汽船 ホテルオークラ東京ベイ 株式会社東急リゾートサービス 丸紅 丸井グループ JTB エイチ・アイ・エス 日本武道館 三井記念病院 など卒業後の進路 日本語・日本文化学類では、学類生の多くが教員免許(中学校・高等学校)を取得し、毎年1割から2割程度が実際に教員になっています。言語学に強く日本語教育の素養もあるユニークな国語科教員として活躍しています。 学類での勉強の後、さらに専門分野の研究を続けたい場合、また修士や博士の学位を得てより高次の専門職につきたい場合は、大学院進学という進路もあります。筑波大学の中では、修士課程や博士課程で教育学、言語学、日本語学、日本語教育学、文学、文化人類学等を専攻する人が多いですが、他大学の大学院や国外の大学院に進学する人もいます。 日本語教育の分野では、卒業後すぐに日本語教師となる人もいますが、大学や研究機関などの高等教育機関で働くためには、国内外を問わず修士以上の資格が求められるため、進学する人が多いといえます。 また、幅広い教養と広い視野を身につけて、公務員(県庁・市役所職員等)の道に進む卒業生も毎年数名います。多くは一般企業に就職しています。マスコミ・出版、教育サービス、情報・通信、流通・小売業、製造業、金融・保険、運輸・旅行、住宅・不動産、サービス業など、職種・業種ともに多岐にわたります。入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)旺盛な知的好奇心を持ち、日本語や日本文化、さらに多文化共生社会のあり方に対する明確な問題意識とそれに対応した能力を有する人材を求めています。日本語および外国語に関して、十分な読解力と自分の考えを明確に伝える表現力を高めておくことが望ましい。高等学校における平素の学習や活動の成果などを基に、志願者の能力・適性を総合的に評価します。明確な問題意識と勉学への意欲とを持ち、日本語や日本文化、さらに多文化共生社会のあり方に関する専門領域に対する適応性を示す人材を選抜します。日本語や日本文化、多文化共生社会のあり方について独自の視点を持ち、自ら問題を見出し、解決する能力を重視して選抜します。国際バカロレア資格を取得した者を対象として、日本語や日本文化、多文化共生社会のあり方に対する旺盛な知的好奇心と明確な問題意識を持ち、国際的な視野に立って自ら問題を見出し、解決する能力を有する人材を選抜します。語学力を含めたコミュニケーション能力を重視し評価します。最近の進路状況学校教員大学教員海外公務員一般企業卒業生の声髙橋 佑歩(東日本旅客鉄道株式会社) きっぷを売り、お客さまをご案内する業務は、一見すると日本語や日本文化とかけ離れているように見えるかもしれません。しかし、駅員の仕事は、観光流動を促すポスターを自作したり、駅のイベントを企画したりと、皆さんの想像以上に多岐にわたっています。世の中の仕事の多くは、日日で学ぶ内容と直接的な関連性が見出しにくいですが、それは、見えているのが仕事の氷山の一角であるためです。 日日に進学して、「自分が今まで見てきた日本」は、実際のごく一部であったことがわかりました。それは世界各国からの留学生を含めた、多様な価値観を持つ学友との触れ合いや講義から得られた結論です。高校までとは異なり、大学では自分の思い付かないような新鮮な見方・考え方に触れ、それを蓄積することで、自分の考え方がアップデートされたと感じます。 日日で得られる多角的な知識は、どんな仕事にも活かせると確信しています。あらゆる選択に対して自身の糧となる、ここ日日で学生生活を送ることをお勧めします。

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