筑波大学案内 2025
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85Q1.入学の動機 私が情報系に興味をもったのは高校生のころで、その分野に関するこれといった知識は持っていませんでしたが、「パソコンを使ってなにか作れたらいいな」という漠然とした思いが当時からありました。そしてどうやら、情報メディア創成学類はコンテンツ制作やメディアアートといった分野との結びつきが強いということが判明し、その他雑多な理由も含めてこの学類を志望しました。しかし共通テストでひどい点数を取ってしまったほか、二次試験の数学に不安が生じたため、総合学域群第一類から情報メディア創成学類に移行するというルートを経て、晴れて情報系の分野を学べることと相成っております。Q2.情報メディア創成学類の魅力 情報系の知識がなかった私にとって、それを得ることができる「場」である情報メディア創成学類は魅力的に感じます。たとえばPythonやRuby、C言語といった様々な言語を実際に扱ってみること自体、高校生までの自分では考えられなかったことです。もちろん、高校生のうちから自分でプログラミング言語をいじって遊ぶ優秀な方もいらっしゃるとは思いますが、そのような経験がなかった私にとって、これを行うことができる「場」は願ってもないものです。またプログラミングだけでなく、デザインやコンテンツプロデュースといった「コンテンツ制作」に関連する授業が開設されていることも魅力の一つですね。Q1.入学の動機 私は小さい頃から音楽教室に通っていて、音楽に関わる勉強をしたいと思っていました。ただ、演奏技術を磨くというよりは、「人が音楽をどう聴いているのか」ということに興味があったので、音楽大学ではなく、情報学や工学も幅広く学べる情報メディア創成学類が自分にぴったりだと思い、志望しました。高校生まではほぼ授業でしかパソコンを触ったことがなく、プログラミングなんてしたこともなかったので、情報メディア創成学類に入学するのは正直不安もありました。ですが、「楽しそう、面白そう」という気持ちのほうが強かったので、チャレンジしてみようと思って受験を決意しました。Q2.情報メディア創成学類の魅力 自分の興味に合わせて様々な分野を学べるところが魅力だと思います。学類の名前を言うと、よく「何をするところなの?」と聞かれますが、それもそのはず、一言では表せないくらい専門分野が多様な学類なのです。私は音や認知に関わる授業を多く履修していましたが、他にもコンピュータサイエンスやメディアアート、ネットワークなど、様々な授業が開講されています。加えて他学類の授業も履修できるので、さらに視野を広げて学ぶこともできます。ちなみに私は、興味のある障害科学類の授業を履修したり、教職課程を履修して情報の教員免許を取得したりしました。山縣 広大2021年度入学丸山あかね2020年度入学学生の声

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