筑波大学案内 2025
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86 文部科学省補助事業「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成(enPiT)」(2016年度〜2020年度)を継続して、ソフトウェア開発をチームで行うPBL(Project Based Learning)型の授業を行っています。(情報学群共通科目として「ビジネスシステムデザイン」諸科目として開設し,1〜4年次のいずれでも履修できます。)身近な問題の解決を開発テーマとし、学生自身による発案を重視しています。チームは5〜6名の学生で構成されます。アジャイル開発手法(スクラム)を取り入れ、PDCAサイクルを繰り返すことで、学生自身が主体的に、プロダクトだけでなくチームおよび開発の進め方を改善します。教員はプログラム開発やチーム運営の解を直接与えるのではなく、学生が自分たちで解を探すためのサポートを行います。詳しい情報は、https://enpit.coins.tsukuba.ac.jp/ をご覧ください。施設紹介 情報メディア創成学類には、学生の授業、実習をサポートするための施設があります。 主に情報メディア創成学類の授業で使用する全学計算機システム(教育用の計算機システム)の実習室には70台の計算機があります。各計算機は、科学技術計算用ソフトウェアやAdobe製ソフトウェア等のマルチメディアコンテンツ開発環境・ソフトウェアなど、多種多様なソフトウェアを搭載しており、情報メディア処理の初歩から応用に至る授業・実験に利用されています。実習室は授業時間外に学生が自習に使うことができます。 クリエイティブメディアラボは、映画・アニメーション・写真・グラフィックデザインなど、コンテンツ制作に関する実習や研究を行う空間です。コンテンツ企画からアイディア会議、制作、プレゼンテーションまで、自由に使えるフリースペースになっています。 このほか、視線計測などができる心理実験用のラボもあります。成果報告会の様子(ダメージスーツ:ゲーム体感I/F)実習室の様子クリエイティブメディアラボの様子

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