筑波大学案内 2025
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89(定められた科目を履習しJTCAに申請)知識情報・図書館学類の三つの主専攻何を学ぶ?知識や情報を有効活用するには、その性質を的確にとらえ、それらを扱うシステムを設計・構築する必要があります。また、システムを創るには、制度や文化、運営方法を考えなければなりません。本学類では、知識科学、知識情報システム、情報資源経営の三つの主専攻が協力し、知識や情報と社会をつなげる人材を育成します。キーワード主専攻知識科学知識情報システム情報技術情報資源経営人間社会知識の本質、知識と情報行動、知識獲得のあり方と方法、知識の抽出・表現・探索、思考法に関する理論と応用知識と情報の共有、データベース、情報検索、デジタルライブラリなどの知識情報技術に関する理論と応用知識共有に関する社会制度、メディアと図書館の文化、知識情報資源の構築とサービスのマネージメントに関する理論と応用●テレメールによる請求もできます。(p.167 資料請求番号 561270)国際インターンシップで学類生が訪れたシュトゥットガルト市立図書館(ドイツ)学びの流れ 1、2年次で全学共通の科目と本学類の全体的な内容を扱う専門基礎科目を学びます。3年次から、三つの主専攻のいずれかに属し、より専門的な内容を扱う専門科目を学びます。各主専攻で3年次に実施される実習では、主専攻のテーマに沿った内容のグループ学習、それぞれが調査したことのプレゼンテーション、システムの構築などを行います。3年次の11月に研究室に仮配属され、12月から卒業研究の準備を始め、4年生から1年かけてじっくりと研究に取り組みます。着手、中間、最終と3回の発表会を行い、卒業論文を提出します。特色ある科目 「インターンシップ」や「国際インターンシップ」、少人数で行う「知的探求の世界」といった特色ある科目も用意しています。インターンシップや国際インターンシップは、国内外の図書館及び国内の官庁・企業体等での実務体験を通じて、情報の収集・処理・提供に関する業務の実際を理解し、専門的職業人としての意識を高めることを目的としています。知識情報・図書館学類パンフレットの請求方法 ●パンフレット等は、学類Webページからダウンロード可能です。https://klis.tsukuba.ac.jp/資格など 知識情報・図書館学類では、司書、教員免許状、司書教諭の資格が取得できます。司書資格に必要な科目は学類の科目を学ぶ過程で無理なく修得できます。教員免許状と併せて、指定の科目を修得することで、司書教諭を取得することができます。そのほか、所定の科目を修得することで、テクニカルコミュニケーター専門課程の修了認定が受けられます。取得できる資格の一例: ● 司書資格 ● 司書教諭資格 ● 中学校教諭一種免許状(社会・数学) ● 高等学校教諭一種免許状(公民・数学・情報) ● テクニカルコミュニケーター専門課程修了認定 enPiTとCOJT 情報学群共通の演習科目、課題解決型アジャイルソフトウェア開発プログラム「ビジネスシステムデザイン基礎Ⅰ・Ⅱ」、および、「ビジネスシステムデザイン実践Ⅰ・Ⅱ」(enPiT)と、組み込み技術キャンパスOJT「体験型システム開発A・B」を開講しています。いずれの授業も、キャンパス内でITベンチャー企業の技術者の指導を受けながら、先進的な実践技術やソフトウェア開発技法を習得できます。

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