富山大学 人間発達科学部 学部案内2019
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発達教育学科共通専門科目 「子どもとのふれあい体験」は、今年で教育学部から続けて19年目を迎える本学部の1年生から3年生対象の特徴ある授業科目です。 社会教育や生涯教育の分野で子どもとふれあう体験を通して、教育の本質を体験的に学ぶ機会を提供する目的で設定されています。この科目は、単に大学内だけに留まらずに、各コースとも地域社会に出て、関係団体・施設等との関わりの中で、人を育てる人を育成する科目として非常に重要な役割を果たしています。この科目を選択して、年間60時間の活動を行い、体験レポートを作成すると、2単位を取得できます。教員をめざす学生のみならず、公務員や一般企業への就職をめざす学生にとっても、社会と繋がる貴重な実践の場として認識されています。(1999 年度から開設)□ 選択必修□ 選 択□ 人間環境システム学科・発達教育学科 学校教育コース・発達教育学科 教育心理コース・発達教育学科 発達福祉コース 教員免許取得希望者は、受講することが望ましい。 “学校は楽しいところ。”そんな多くの人にとっては当たり前のように思えることが当たり前ではないという子どももいます。学校は先生や周りの友達と関わり、勉強するだけでなく、社会のこと、人間として生きていく上で大切なことを学べる場です。しかし、人間関係が複雑で多くの悩みや、問題が生まれる場ともいえるでしょう。実際に悩みを抱え学校にいけない子どもは多くいます。本コースはそんな子どもたちと実際にふれあい親身に向き合って考えることができます。不登校児童生徒の援助 コース3 小学校や中学校には、軽度の知的障害児や発達障害児、そして特に医学的な名前はついていないけれども、発達が気になる子どもが数%在籍しています。本コースでは、発達障害児などの子どもを育てている親の会で、『富山県LD等発達障害及び周辺児者親の会「ゆうの会」』に参加して、子どもたちの健全育成を図ります。「ゆうの会」それ自体は親の会ですが、その子どもたちは発達障害や軽度の知的障害を有しています。こうした子どもたちに、健全な遊び場や社会参加・社会貢献できる場を保証することで、子どもの発達を促す場づくりを行っています。なお、本コースは、子どもの年齢に応じて小学部と中・高部の2つのグループに分かれています。発達の気になる子どもの援助 コース6 本コースでは、「野外活動」や「キャンプ活動」を通して、子どもたちとふれあいます。 まず、講習会に参加し、「野外活動」や「キャンプ活動」の知識・技能を学ぶだけでなく、実際の「キャンプ活動」等にボランティアとして参加し実践力を身につけ、指導者としての力量の形成をはかります。 野外活動 コース1 本コースでは、富山県内の美術館における子ども対象のワークショップ「とみだいペケペケアートショップ」を準備・運営します。ここでは、展示作品の鑑賞をきっかけにした制作を行うワークショップを通して、子どもたちとふれあうことを目的とします。美術作品に親しむことを核にした作品との出会いの仕組み方や、楽しいものづくりの準備を行うことで、子どもたちに興味・関心を 抱かせるための活動をどのように運営していくかについて実践的に学ぶことができるようにします。美術館子どもワークショップ運営 コース4 本コースでは、学校外における教育機会への参加を通じて、子どもとのふれあいの中で広い意味でのサイエンス・教科教育・ICT活用を行うための基礎を学びます。子どもに「楽しい」「面白い」と感じてもらいながら正しい科学や ICTの知識を身につけてもらうための工夫を重ねる中で、自分自身(受講生)の学習と教育 実践を結び付ける力を養います。科学実験・ICT 活用 コース5 本コースでは、富山市東部児童館と、富山県こどもみらい館(射水市太閤山ランド内にある大型児童館)に分かれて活動します。実際に子どもとふれあうのは原則として5月~3月までの月1回で、1回につき2~4時間程度です。ただし前後のミーティングや準備も規定の時間に含まれます。また、所定の活動日以外に児童館が開催する各種の活動に参加し、子どもの支援を行った場合も体験の時間数に計上します。遊び援助 コース2各 コ ー ス の 紹 介子どもとのふれあい体験子どもとのふれあい体験16
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