富山大学 人間発達科学部 学部案内2019
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教育実習は附属学校園だけではなく、協力学校にもお願いし、学生を受け入れる体制を整えていただいています。大学では学べない発問の仕方、板書の仕方、児童との接し方など、実際に教育現場に立ったときに役立つ内容について、学生達は丁寧な指導を受けられます。 このようにコースに所属する学生が教師として求められる資質や能力を身につけるための環境と体制について、常に心を配っています。 人間発達科学部のインターンシップは、「インストラクショナルデザイン」「ボランティア体験」との組み合わせの中から必要な単位数を修得しなければならない科目(選択必修)です。 就労体験の一つであり、関心のある企業等で10日間を目安に実習・研修等を受けます。富山県インターンシップ推進協議会が管理している受入れ先企業等から選択し、3年生の夏季休業期間中に履修する事を原則とします。 ただし、単に実習・研修を受けるだけではなく、社会人としてのマナー等に関するセミナーを受講したり、面接を受けたりする事前の準備があります。事後指導を含め、これらを一体のものとして取り組む事で効果を上げています。 発達教育学科、人間環境システム学科の両学科にまたがり、問題解決能力やコミュニケーション能力などの現代的教育課題の解決に必要な能力を育成するために、学部の専門共通科目として開講されています。 インストラクショナルデザインの考え方に関する基礎知識や支援ツールを活用した協調協働作業の方法を学んだ上で、学校教育から社会教育までの幅広い分野で活躍している先人の貴重な教育実践を聴いて、「学びを考え、教育をデザインする」力を育てようと企画されました。 専門的知識はもとより、プロジェクト型学習として、昨今求められている課題の探求力や協調して問題解決に当たる協調力、批判力、マネージメント能力などを育成しようとするものです。 人間発達科学部では様々な実践を通じ現代に必要な8つの能力、「企画力・創造力・調整力・実践力・洞察力・批判力・判断力・コミュニケーション力」の向上をめざしています。 人を育てる能力の高い人材として社会に出られるよう、大学生としての学び方の基礎から実践的な教育プログラムまで、様々なカリキュラムやプロジェクトでバックアップします。現代社会で人を育てる為に必要な「8つの能力」教育実習インターンシップインストラクショナルデザイン附属幼稚園における教育実習附属小学校における教育実習附属中学校における教育実習豊かな人材を育てるためにReframing!リフレーミング・プロジェクトProject2
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