電気通信大学 広報誌 UEC WOMAN No.08
6/12

電通大で未来をどう決めた? 小学校の理科の実験が楽しかったことから、理系に。高校では理系の研究部に所属。当時、観たSF映画にも影響を受け、プログラミング次第で人間を宇宙に連れていけるコンピューターに漠然とした憧れを抱くようになった。 高校3年の夏、当時、新設されたばかりの電通大の計算機科学科を調べているうち、コンピューターに大きな可能性を感じ、進学。電通大では膨大な勉強量に圧倒されつつも、プログラミングの実験と実習、リポートを重ねる。プログラミングで宇宙へ好奇心の赴くまま、夢を叶える電気通信学部計算機科卒業Ⅰ類 (情報系)Ⅱ類 (融合系)Ⅲ類 (理工系)~キャリアチャート~ 家族全員が文系だったが、本人だけが小学生の頃から算数・理科好き。大学進学の際、当時の関心ごとだった栄養学専攻の道と迷ったものの、新しい技術やサービスが次々と生まれ、めまぐるしく変化するIT分野に将来性を感じ、電通大を志望。 4年次にメディア情報学プログラムの研究室(現在のI類情報系)で取り組んだ卒業研究は、就職活動の情報共有のためのSNSの設計・開発。確かな情報交換のシステムづくりに没頭し、研究の楽しさを知った。大学時代に培った根気の強さを生かし、大手IT企業で活躍中電気通信学部情報通信工学科卒業 中学時代、痛くない注射針は蚊の口の構造を模して開発されたと知り、そのアイデアに感銘を受ける。幼い頃からものづくりに親しんでいたこともあり、高校進学後は、医療分野とものづくりをあわせた学びを模索。 電通大の研究室では、脳内の細胞間でのブドウ糖の動きについて取り組む。さらに研究を続けるべく、大学院に進学。糖がどのように血管外に出るのかの解明につながる成果を出す。大学での学びを生かし、医療にかかわる製品開発の道へ電気通信学部 知能機械工学科卒業大学院情報理工学研究科 知能機械工学専攻 博士前期課程修了 高校時代は文系志望で、数学は決して得意な科目ではなかったが、放送部に入ったことがきっかけで、機械に興味を持つように。機械の仕組みや扱い方など技術的なことにおもしろさを感じ、知識欲が高まる。 エンジニアを目指し、卒業研究のテーマはロボット。しかし、技術職より多くの人と接する仕事をしたいと考えるようになり、大学4年次から教職を志望。大学院に進学し、研究を深めながら教職を目指す。電通大での学びが次世代の女性を育てる教育に電気通信学部機械制御工学科卒業大学院電気通信学研究科 機械制御工学専攻 博士前期課程修了 他大学から電気通信大学の大学院へ進学した経歴の持ち主。大学の物理学科では4年次のゼミで、実験系の分野を選択。もっと勉強したいという思いに駆られ、電通大の大学院への進学を考えるように。 学部時代にレーザーの光で原子を止める手法(レーザートラッピング)とその技術の研究を行っている電通大の研究室の存在をインターネットで知り、どうしても入りたいと熱望。大学院の受験に見事、合格し、入学後は同研究室で日々、実験に没頭する。研究室との出合いが自分の可能性を広げた大学院電気通信学研究科量子・物質工学専攻 博士前期課程修了 子どもの頃から理科や数学が大好き。早い段階から理系を志し、ロボット工学に興味をもったことから、電通大を志望。小学校の教諭だった母の姿から、将来は自分も楽しんで続けられる仕事に就きたいと思い描く。 入学してみると思い描いていたロボット工学と現実との違いに気づき、本当にやりたいことを自問自答。目に見えない力の分布を探るおもしろさに惹かれ、液体工学の研究室を選ぶ。大学院では再度、進路を熟考し、生体工学に転向。自問自答を繰り返し、みずから道を切り開く電気通信学部機械制御工学科卒業大学院電気通信学研究科機械制御工学専攻 博士前期課程修了UEC Woman06

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る