新潟県立大学 令和6年度(2024年度)入学者選抜要項
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(3)大学入学までに身につけておくことが望ましい知識・能力・態度 人間生活学部は、人間に対する深い理解に基づき、グローバル化の進む地域の中で人々のQOL(Quality of Life)の向上を志向しながら、「育」と「食」を中心に豊かなヒューマンライフを創造し、子どもから高齢者まで生き生きと暮らせる社会の実現に貢献できる人材を育成することを目的としています。人間生活学部は、「育」をキーワードとする子ども学科と、「食」をキーワードとする健康栄養学科からなっており、それぞれの学科の目的を理解し、夢に向かって努力する学生を求めています。 子ども学科 (1)教育内容・特色 人間に対する深い理解に基づき、子どもの発達とそれを支える教育、生活環境及び社会環境に関して科学的に探求し、実践的・専門的力量を持つ中核的人材を育成します。 子ども学科では、次のような学生を求めています。 ◎乳幼児期の子どもの育ちや子育て支援に関する基礎的な知識・技能をもつ人 ◎子どもや家庭、地域社会、国際社会の様々な課題に関心を持ち、その解決を求める際に必要となる思考力・判断力・表現力をもつ人 ◎地域社会並びに国際社会で活躍する教育、保育、社会福祉の専門職者となるため、他者の考え、気持ちを理解し、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度をもつ人 高等学校における学力の三要素、「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」に関して以下の学力評価を行います。 基礎的な知識・技能 ◎高等学校までの教育課程を介して培われる各教科の基礎的・基本的な知識及び技能 ◎教育、保育、社会福祉を学術的に探究するのに必要となる総合的な知識及び技能 思考力・判断力・表現力 ◎情報を適切に読み解き、問題を深く理解する思考力 ◎物事を複数の視点から考察し、自ら選択、評価、決定を行う判断力 ◎自らの考えを他者に対して論理的かつわかりやすく伝える表現力 主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度 ◎専門職者を目指して様々な活動に主体的に取り組むとともに、他者に対して共感性や思いやりの心を持って行動する ◎様々な立場の人々とコミュニケーションをとりながら協働して活動する ◎グローバルな視野と多様な社会や人への関心を持つ 学校推薦型選抜 小論文、面接及び出願書類(調査書・志望理由書等)の内容により、本学科で学ぶために必要な「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」と専門職に求められる適性及び意欲を評価します。 特別選抜(海外帰国生特別選抜) 学校推薦型選抜に準じて総合的に判定します。 特別選抜(外国人留学生特別選抜) 学校推薦型選抜に準じて総合的に判定します。 一般選抜A日程 総合的な学力を活かし、地域社会並びに国際社会で活躍できる力を重視します。大学入学共通テストの国語、英語(リスニングを含む)、数学、理科及び選択科目の5教科により本学科で学ぶために必要な「知識・技能」「思考力・表現力・判断力」を評価します。面接及び出願書類により「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」と専門職に求められる適性及び意欲を評価します。 一般選抜B日程 様々な課題を思考、読解、分析し、自らの考えを論理的かつ的確に表現できる力を重視します。大学入学共通テストの国語、英語(リスニングを含む)、選択科目の3教科により「知識・技能」「思考力・表現力・判断力」を問うほか、小論文により主に「思考力・判断力・表現力」を評価します。面接・調査書等により「主体性・協働性」と専門職に求められる適性及び意欲を評価します。 一般選抜C日程 語学力を活かし、地域社会並びに国際社会で活躍できる力を重視します。大学入学共通テストの国語、英語(リスニングを含む)、選択科目の3教科により本学科で学ぶために必要な「知識・技能」「思考力・表現力・判断力」を評価します。面接及び出願書類により、主に「思考力・判断力・表現力」「主体性・協働性」と専門職に求められる適性及び意欲を評価します。 - 5 - 3 人間生活学部 (2)子ども学科が求める学生像 (4)選抜の基本方針

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