宇都宮大学広報誌 UUnow 第40号
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UUnow第40号 2016.7.20●14地域デザイン科学部開設記念式典が執り行われました地域デザイン科学部新入生代表による挨拶宇都宮大学基金へのご協力のお願い日頃より宇都宮大学の教育・研究・社会貢献活動に温かいご支援とご協力を賜り、誠にありがとうございます。宇都宮大学基金では、次の事業を行うことを目的に、寄付をお願いしております。①学生・生徒・児童等に対する支援  ②国際交流の支援③教育研究活動等への助成  ④キャンパス環境の整備・充実詳しくは宇都宮大学基金ホームページをご覧いただくか、事務局までお問い合わせください。http://www.utsunomiya-u.ac.jp/kikin/○問い合わせ先:宇都宮大学基金事務局 TEL:028-649-8177E-mail:kikin@miya.jm.utsunomiya-u.ac.jp農学研究科2年の三井美彩さんが日本農芸化学会2016年度大会でトピックス賞を受賞しました日本農芸化学会2016年度大会(札幌)において、農学研究科生物生産科学専攻応用生物化学講座2年の三井美彩さんが『コラーゲンペプチド酸化体の化学合成と生理活性評価』の演題で発表を行い、社会的インパクト、農芸化学らしさ、科学的レベルなどの観点から、トピックス賞を受賞しました。本研究では、コラーゲンペプチドの酸化過程に着目して、その予測代謝物を化学合成しました。生理活性を測定した結果、それらに新たな抗酸化性を見出しま4月25日(月)14時より、栃木県総合文化センターサブホールにて、宇都宮大学地域デザイン科学部開設記念式典が執り行われました。式典では石田学長から挨拶があり、来賓を代表して下村博文前文部科学大臣、上野通子元文部科学大臣政務官、常盤豊文部科学省高等教育局長、福田富一栃木県知事からご祝辞を頂戴いたしました。引き続き新学部の設立の経緯について、塚本純地域デザイン科学部長から説明があり、その後教員紹介、新入生代表の挨拶もありました。新入生代表の挨拶として登壇した学生たちは、地域に貢献できる人材として成長すべく、意気込みを元気に表明しました。した。合成された新規コラーゲンペプチド誘導体は、今後、様々な生理活性素材として用いられることが期待されます。具体的には食品添加物や化粧品などの製品への応用が考えられるそうです。この受賞を受け、三井さんは「学部時代に研究していたテーマを今回の学会発表に向けブラッシュアップしました。徹夜が続くこともあり苦労も多かったですが、それだけに受賞は本当にうれしく思います。また研究をまとめ上げるに当たり、二瓶賢一先生、蕪山由己人先生、研究室の皆さんはじめいろいろな方にご協力いただきました。皆さんのご指導、ご協力がなければ今回の受賞はあり得なかったので、本当に感謝しております」と、喜びと感謝の言葉を語りました。

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