宇都宮大学広報誌 UUnow 第46号
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「ありがとう」の手話で写真撮影/前列左から国際学部1年 須藤晴香、国際学部1年 山田夏菜子、農学部1年 伏見優希。後列左から国際学部2年 荒井寿美、地域デザイン科学部3年 菊池紅音(副会長)、地域デザイン科学部3年 渡辺美和子(会長)、教育学部3年 小林ますみUUnow第46号 2018.7.20●14「宇~    Vol.2サークル紹介手話を学ぶ会サークル紹介サークル紹介手話手話をを学学ぶぶ会会●https://twitter.com/uu_shuwakai夏の合宿(那須)栃木県聴覚障害者協会青年部の講演会手話劇「人魚姫」手話劇「アラジン」の準備絵本を見て手話で説明する練習手話を学ぶだけではなく手話を通して様々な活動をするサークル「手話を学ぶ会」。今回は会長の渡辺美和子さんと副会長の菊池紅音さんにお話を伺いました。●サークルへ入るきっかけは?渡辺子どもの頃、耳が不自由な友だちがいましたので、少し手話に触れる機会がありました。大学に入学して手話サークルの新入生勧誘のチラシを見て、手話をやりたいと思って入会しました。友だちとは今は会う機会がなくて文通程度のやり取りしかないのですが、手話で話ができるようになれたらいいなといつも思っていましたので、次に会う機会を楽しみにしています。菊池私が宇大に入学した当時、手話の会は週3回の活動でした。それがちょうどいいなと軽い気持ちで見学に行ったのですが、実際にやってみたら面白そうだなと思って会に入りました。●サークルに入っての感想は?渡辺手話通訳をするには資格が必要ですが、このサークルは手話通訳士を育成しようというサークルとは異なります。出発点は教育学部の特別支援の学生を中心として、聴覚障がいの方に対する理解を深めるために始まったサークルだと伺って、そのように認識しています。手話を学んでいく中で普段手話を使ってコミュニケーションをされる方の理解を深めることが大切だと思っています。以前アルバイト先に耳が不自由な方がいらっしゃった時、少しお話ができたことはこのサークルで学んでいて良かったと思える出来事でした。菊池最初はただただ手話を覚えるだけでした。「栃木県聴覚障害者協会」の青年部の方たちと交流があり、不定期ですがサークル外の人と手話を使う機会はあります。実際に青年部の方たちと関わっていく中で、もっと普通の会話を手話だけでできるようになりたい、もっと交流できるようになりたいという思いが強くなりました。渡辺手話は一つの言語だと思っているのですが、なかなか難しいものです。しかし、手話に親しんだことがあると、聾者や難聴の方とお会いしたときの戸惑いが違う、手話がじょうずにできるかどうかは別として、相手への理解というのに役立てばいいなと思っています。●サークルの活動は?菊池サークルの活動としては、3月に青年部の方をお招きして講習会を開きました。聾者や難聴の方の社会について説明をしていただき、その後に実践的な手話での交流を行いました。渡辺サークルでは毎年学園祭で手話劇をやっていて、大道具なども作って披露しています。昨年のコンセプトは「子どもに楽しんでもらえる手話劇」でした。音声もつけるのですが、手話の内容は交流のある青年部の方や聾者の方にご協力いただいて、正確な手話を使いました。この学祭の発表と合宿が大きなイベントですが、行事にちなんだ単語を学んだり、食事会をしたり、合宿は毎回夏休みに那須のペンションで行っています。一つの目的としては部員の交流と、学園祭の手話劇の導入としてチームを作って寸劇を考えて発表したりしています。菊池年に一回、宇都宮市の小学校の総合学習授業の一環で、小学生に簡単な手話を教えています。恐らく小学校から耳の不自由な方に対する理解を深める意味でサークルに話があったのだと思います。絵なども持っていって一緒に手話を使ってみましょう!と、親しめる手話を考えて行っています。●サークルの目標は?渡辺大きな目標があるわけではありませんが、普通に生活をしていて、手話で会話される方にお会いしたときに全く分からないのも私としては寂しいので、全部が分からなくてもお話することで時間を共有できればいいなと思います。実際に活動しているのは15名ですが、登録されている入会者は約20名。各学部から参加していますが、それぞれの思いのなかに手話を習うきっかけがあったのだと思います。菊池目標はやはり日常会話を手話でできるようになりたいですね。通訳できる程のレベルではなくても、ただ普段の会話ができるようになればいいなと思っています。

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