山梨県立大学 CAMPUS GUIDE 2025
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創発デザインコースヒューマンサービスイノベーションコース09●オンライン診療や遠隔医療など、未来の医療現場を先導できる看護師 ●デジタル技術を活用し一人ひとりに適した学びの場を提供できる保育士 ●データを駆使して生活課題を解決できる社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士 ●看護・福祉の分野で新たなサービスや価値を創出できる各分野の専門家 ●看護・福祉の思考・知識・技能を異分野と融合させ発信できる起業家 など現場変革に必要なスキルの修得、アイディア創発、フィールドワークによる実践、現場変革プロジェクトの共同共創という一連の学習プロセスが組み込まれています。人と暮らしを取り巻くあらゆる分野(ヒューマンサービス)における〈福祉・介護〉〈保育・教育〉〈看護・医療〉の専門性という付加価値の可能性を探る科目群と、DXと多分野連携を活用して現場変革を探求する科目群が積み上がるように設定されています。コースを履修しながら両学部で取得可能な専門資格(看護師・保健師・社会福祉士・保育士など)を取得することが可能です。このコースは、看護学部と人間福祉学部のそれぞれの専門性をつないで開設される教育プログラムです。人と暮らしを豊かにする専門職である〈福祉・介護〉〈保育・教育〉〈看護・医療〉において、DX(デジタルトランスフォーメーション)の活用と他分野との連携・協働によって現場の課題解決と変革をリードし、子どもから高齢者まで住民一人ひとりの健康と幸福(well-being)にアプローチする人材を育成します。これまで学んできた「問題と正解を前提にした学び」は現実社会には存在しません。社会の中でしなやかに軌道修正をしながらゴールに向けて学び続ける力が必要です。その能力は学生時代から鍛えなくてはいけません。このコースでは観察を元に答えの無い問いに立ち向かう力を鍛える文化人類学と、デジタル社会の生存力となるデータサイエンス科目を中心に、環境の中から価値を見つける地域学、価値を創り出すエンジニアリングデザイン、その価値を社会に届ける行動経済学、デザイン基礎、アントレプレナーなど、未来に備えた生きる力を学びます。●豊かな地域政策を創造できる公務員 ●地域資源や新技術を使って価値を創出できる起業家 ●デジタル技術を活用し一人ひとりに適した学びの場を提供できる教員 ●データを駆使して新規事業を企画立案できる観光人材 ●異業種との連携を担えるコーディネーター●地域活性化を先導できるソーシャルデザイナー ●企業のデジタル化を先導できるエンジニア ●農業や伝統工芸のDX化推進担当 などAIやデジタル化が進む社会で大切なことは、技術よりもむしろ「どのように社会を豊かにするのか」という視点です。そこには人文、社会、政治、行政、科学技術、地域、数学、芸術やデザインといったあらゆる領域から技術や方法論を取り込んで発想する力が問われています。コースでは急速に進むデジタル社会において「どのように課題を解決し、どのように人や社会を豊かにするのか」といった視点から、データや情報の役割や分析、価値の創造や伝達を自由に行える人材を育成します。【カリキュラム】【想定する卒業生の将来像】【カリキュラム】【想定する卒業生の将来像】地方の衰退、働き方の多様化、多文化共生、政策の機能不全、急速に進むデジタル社会への対応の遅れなど、世界では複雑化した問題への対応の必要性が高まっています。細分化された個別の学問領域だけでは扱えない社会課題に対し、文系理系を問わず柔軟な思考と適切な方法論を用いて新しい課題に総合的な視点をもって向き合える人材の育成が、今まさに求められています。こうした要請に応えるべく、文理融合の教育研究を実現する新たな学びの場として新設されたのが以下の2つのコースです。国際政策学部文・理の領域を繋いだあらゆる創造の現場を学び、地域社会の価値創造を担うスペシャリストになる看護と人間福祉の融合が拓く未来。新たな発想と革新的アプローチを学び、幸福な生活を紡ぐスペシャリストになる人間福祉学部看護学部

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