山梨大学 令和6年度 入学者選抜要項
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※コース毎の合格者数が募集人員から増減することがあります。 最終的に工学科全体で入学定員を確保する方向で調整します。※総合工学枠合格者は1年次に総合工学クラスに所属します。 2年次進級時に得意分野、成績等やコーディネーターとの相 談を踏まえて、コースへ配属されます。募集人員2.工学部改組の概要 「地域の中核、世界の人材」という山梨大学キャッチフレーズのもと、工学部では「未来世代を思いやるエンジニアリング教育」を掲げ人材育成を行ってきました。近年の社会変化は著しく、工学部の人材育成が果たすべき役割も急速に変化しています。例えば、持続可能な開発目標「SDGs」、地方のポテンシャルを引き出し継続的な営みができる社会「地方創生」、IoTやビッグデータ、人工知能等をはじめとする技術革新による新たな社会「Society 5.0」の実現などに向けて、人材育成のポイントも変化・多様化しています。特に、カーボンニュートラルのためのエネルギー問題への取組やデジタル分野への人材輩出は、持続可能な社会を実現するうえでの最重要課題であり、その解決に向けた教育の強化が求められています。 このような背景から、新たな社会へ貢献できる工学系人材を育成するために、令和6年度4月から、大幅な改組を行います。○従来の7学科を1学科(工学科)7コースへ再編します。応用化学コース、土木環境工学コース、コンピュータ理工学コース、機械工学コース、メカトロニクスコース、電気電子工学コースのほか、山梨大学が有するクリーンエネルギー分野における燃料電池やエネルギー変換などの国内有数の研究実績を活用した、クリーンエネルギー化学コースを新たに設置します。○前述のコースの他に、入学後に進む分野を決定したい、進みたい分野があるが入学後に適性を見極めたい、幅広い工学の知識や技術を学んでから専門の分野に進みたい、というニーズに対応した総合工学クラスを設置します。○1年次は合格したコースにより化学系クラス、土木環境系クラス、情報系クラス、機械電気系クラスに分かれ、2年次から合格したコースに所属します。総合工学枠合格者は、1年次は総合工学クラスに所属し、2年次から選択したコースに所属します。これにより、学年進行に伴い基礎から専門に至る体系的な教育を行います。また、転コース等の制度により進路選択を柔軟化します。改組前(令和5年度)工学部 機械工学科 55人 メカトロニクス工学科 55人 電気電子工学科 55人 コンピュータ理工学科 55人55人 土木環境工学科  応用化学科 55人35人 先端材料理工学科  入学定員合計 365人改組後(令和6年度)工学部工学科 クリーンエネルギー化学コース  応用化学コース  土木環境工学コース  コンピュータ理工学コース  機械工学コース  メカトロニクスコース  電気電子工学コース  総合工学枠  入学定員合計 33人33人46人75人48人45人45人40人365人

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