横浜市立大学 入学者選抜要項 2024
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(3) (募集人員2名(予定):神奈川県内高校出身または1年以上の居住歴が必要) ※神奈川県より ● 次のような場合には、修学資金の貸付を停止します。 ● 修学資金返還免除のために必要な勤務期間9年間のうち、妊娠・出産・育児、その他、県がやむを ● 初期臨床研修修了後、県内の医療機関において専門医研修等を行いながら大学院教育を受けることも可能です。 ≪神奈川県指定診療科枠に関する補足事項≫ 修学資金を貸与 ★キャリア形成プログラムとは、義務年限中におけるキャリア形成について、就業先となる医療機関をコース(診療科)別に示したもの。 詳細は神奈川県ホームページをご参照ください。 https://www.pref.kanagawa.jp/docs/t3u/cnt/f535143/kyariakeisei.html 神奈川県指定診療科枠 将来、産科(産科の診療を行う産婦人科を含む)、小児科、麻酔科、外科※、内科、救急科、総合診療科および脳神経外科のうち、神奈川県が初期臨床研修修了までに指定する診療科の医療に、初期臨床研修修了後従事することを目的とした募集枠です。この枠では学部1年次~6年次の6年間、神奈川県から修学資金の貸付を受けることが条件となります(貸付金額等については別紙「神奈川県地域医療医師修学資金貸付制度について」を参照してください)。借り受けた修学資金については、本学を卒業し、初期臨床研修を含む9年間(本学在学期間である6年間の1.5倍の期間)を本人が選択したキャリア形成プログラムに沿って神奈川県内の病院において、神奈川県知事が指定する診療科の業務に従事することで返還の義務は免除されます。 入学後、6年間の医学科教育カリキュラム(一般枠・地域医療枠と共通)を履修し、卒業後は、神奈川県内で2年間の初期臨床研修を行います。その後、本人が選択したキャリア形成プログラムに基づき、神奈川県内の医療機関において7年間の診療業務に従事します。 在学中には、県内地域枠医師や自治医科大学派遣医師とのイベント実施による医学生の交流会等へ参加することができ、卒業後も神奈川県(地域医療支援センター)が行うキャリア支援サポートを受けることができます。 なお、初期臨床研修および初期臨床研修修了後に勤務する医療機関は、本人が選択したキャリア形成プログラムに沿って知事の指定する医療機関の中から選定します。この知事の指定する医療機関は、医師が不足している地域における中核的、かつ、勤務体制の整っている医療機関を想定しており、指定診療科の指導の下で勤務していただきます(県立病院に限るものではありません)。また、9年間同一の指定医療機関に勤務するとは限らず、県内医療の状況を見ながら、いくつかの医療機関に勤務していただく場合もあります。 (※外科とは、日本専門医機構の外科の基本領域とし、具体には外科、呼吸器外科、心臓血管外科、乳腺外科、消化▼在学中から卒業後研修プログラムのモデルケース/流れ(神奈川県指定診療科枠) 卒業後は神奈川県が作成し、本人が選択するキャリア形成プログラム★に沿って従事します。 6年間 医学科教育 ・大学を退学、または退学させられたとき ・修学生であることを辞退したとき ・心身の故障のため、大学を卒業する見込みがなくなったと認められるとき ・学業成績や品行が著しく不良となったと認められるとき ・虚偽その他不正な方法により修学資金の貸付けを受けたことが明らかとなったとき。 ・第6学年時にキャリア形成プログラムを選択しなかったとき。 (キャリア形成プログラムの選択に関しては、初期臨床研修修了前に変更することが可能です) ・その他修学資金の貸付の目的を達成する見込みがなくなったと認められるとき。 得ないと認める事由により医療業務に従事できない期間は、この9年間には含まれません。 県内の基幹型臨床研修病院が作成するプログラムに基づく初期臨床研修 2年間 <参考>昨年度の学生募集要項での記載 7年間、選択したキャリア形成プログラムに沿い、本学附属病院をはじめ、神奈川県内の医療機関において指定した診療科で診療に携わった場合(地域医療を実践している場合)、修学資金の返還義務は免除 ※1 産科、小児科、麻酔科、外科、内科、救急科、総合診療科、脳神経外科 の中から選択 ※2 県内の医療機関において専門医研修を行うことも可能 ※3 留学や大学院進学等の一時中断についても神奈川県と協議可能 7年間 35 一般選抜 前期日程 ※この募集枠の継続については、今後、文部科学省の認可を受ける必要があるため、詳細については、11月下旬に公表する「2024年度学生募集要項」で確認してください。 器外科、小児外科、内分泌・甲状腺外科がこれにあたります。)

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