横浜市立大学 2024
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グローバル教育25詳しくは国際商学部 国際商学科 4年東京都 私立田園調布学園高等部卒西尾 奈津実 Natsumi Nishioコロナ禍の影響で半年という短い留学期間でしたが、何ものにも代え難い経験ができました。第二外国語として学ぶドイツ語を上達させることが目的で、留学先に選んだのはドイツ語圏であるオーストリアのウィーン大学。ドイツ語での講義には苦労しましたが、以前から興味を持っていたヨーロッパにおける経済政策を具体的な事例で勉強できたのは大きな収穫です。また、音楽の都、ウィーンだからこその豊かな音楽文化にも触れられ、音楽家の方とも交流を持つなど日本では経験できない体験の連続でした。苦労も多々ありましたが、その経験は確実に成長につながったと思います。留学中は様々な国の人と出会え、多彩な文化や価値観があることを改めて実感する機会でした。その経験を通して、多様性を認め合うことの大切さについても学ぶことができました。国際教養学部 国際教養学科 4年 東京都立南多摩中等教育学校卒渡辺 菜月 Natsuki Watanabe高校時代からスペイン留学を希望しており、YCUに進学したのも提携大学にスペインがあったからです。留学先の大学で驚いたのが授業のスタイル。講義形式はほぼなく、グループワークやプレゼンテーションが毎週ありました。苦労しましたが、自分自身で考えたり調べたりしながら問題を解決しなければならないので、環境適応能力や自発的な行動力が身に付いたと思います。また、周囲には日本人がいなかったので、現地で日本語を話す機会はありません。しかし、他の学生と交流を深めていくなかで、言語はあくまでもコミュニケーションのツールに過ぎず、大切なのはその核であるコミュニケーションそのものだと感じました。留学中は多くの人に支えていただきました。あの時貰った優しさを忘れず、今度は私が人に寄り添い、支えられるような人間になりたいと思います。交換留学体験者インタビューいろいろな文化や価値観に触れ多様性を認め合う大切さを学んだ。留学先交換留学体験者インタビュー留学ならではの困難を乗り越えて生まれた環境適応能力や行動力。留学先P.64・65P.68・69医学部のグローバル教育0102医学科のグローバルプログラムの紹介看護学科のグローバル教育の取組オーストリア(ウィーン大学 2022年2月〜2022年7月)スペイン(マドリード・コンプルテンセ大学 2022年1月〜2022年5月)

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