横浜市立大学 2024
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医学部看護学科69医学部 看護学科 4年藤田 桃子Momoko Fujita 神奈川県 横浜市立南高等学校卒入学前から海外の看護に触れたいという思いが強くあり、参加しました。コロナ禍でオンラインでの開催でしたが、それぞれの国の文化や医療制度のシステム、看護の実態などを英語で紹介しあい、現地の看護師や看護学生の皆さんと交流できました。また、ディスカッションの時間を通して、宗教と医療への影響など、日本とは大きく異なる背景を知れたことはとても印象に残っています。国を超えて看護について学び合い、将来、看護師として働くうえで重要なことにまたひとつ気付くことができたと感じています。また、他国の医療制度や特色を知れたことで、相違点や共通点に着目しながら、日本の医療制度を改めて深く理解することができました。今後、看護を学んでいくなかでこの知識を生かしていきたいです。海外フィールドワーク 参加学生の声文化的な背景が看護に与える影響など海外の看護について理解が深まった貴重な経験。渡航先:フィリピン・インドネシア(オンライン)オンラインプログラムの予定表の一部正規のプログラムだけでなく、YCUの看護学生はその多様な興味関心や課題意識により、国内外のさまざまなフィールドに飛び出し、多角的な視点による国際交流で看護を深めています。全学部対象のグローバル都市協力研究センター主催のフィールドワークプログラム「SUDP」に参加しています。SUDPでは世界の都市問題(環境汚染や感染対策など)について、複数学部・研究科の学生が、公衆衛生、環境、まちづくりの観点から解決策を検討します。2023年度はタイでのフィールドワークを検討しています。看護学科学生がインドネシアの国際学会でフィリピンでのフィールドワークの発表をする事が決まった際、インドネシアの看護についても学びたいと申し出があり、ジャカルタでのフィールドワークを行いました。学生が引率教員に相談をしたので、共同研究者の現地の教員を紹介し、安全に渡航ができるように準備を進めました。ジャカルタでは病院や市役所等の見学を行い非常に良い経験ができました。看護学科学生が様々な教育プログラムへの参加経験をInternational Council of Nurses (ICN)やInternational Academic Consortium for Sustainable Cities (IACSC)などの国際会議で発表しています。看護学科での国際的な経験を学術的に報告する機会となっています。持続可能な都市づくり共通教育プログラム(SUDP)の取組みPractical English センター 福浦キャンパス分室Practical Englishの授業カリキュラムの作成と運営、個別カウンセリング等さまざまな学生サポートを行うPractical English センターの分室です。看護師として勤務経験のあるネイティブ講師と自由に英会話ができるコミュニケーション・アワーを設け、医学部学生の英語学習をバックアップしています。学生が新しいフィールドを開拓 国際会議への参加国際交流掲示板看護教育研究棟内には、学内・学外のさまざまな国際交流に関する情報を集めている掲示板があります。また、不定期に開催されるセミナー等への参加を積極的に促しています。多様な学生の活動

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