横浜市立大学 2025
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領域横断教育キャリア教育データサイエンス教育グローバル教育ヨコハマで学ぶYCUの教養教育YCUの学部教育は、教養教育、グローバル教育、地域での学び、そして専門教育を柱として展開していきます。教養教育は、他大学に先がけて展開した文理融合型のアプローチをベースとした、共通教養科目が中心となります。また、国内外でのグローバル体験を積み、多様性を理解し、コミュニケーション力を身に付けるグローバル教育や、自分たちの暮らす「ヨコハマ」をフィールドに地域や社会の課題解決に実践的に取り組む地域での学びによって総合力を高めていきます。この総合力を、それぞれの専門教育において応用・深化させていく、そんな体系的な教育プログラムがYCUにはあります。共通教養は、YCUの教育の土台であり、「自ら主体的に課題を発見して解決する力」を育てていく事を目標としています。問題の解決には、情報の質を見極め、主体的に選別する能力や技術が必要になり、ときには高い専門性が求められる場面もあります。問題を発見してから試行錯誤を重ねて解決に至るプロセスに必要な基礎力を獲得するため、YCUの共通教養科目は、「問題提起科目」「技法の修得科目」「専門との連携科目」という大きく3つの科目群で構成されています。全学部の学生は、入学後1年次よりこれらの科目群を通して学ぶ姿勢を身に付け、さらには問題の発見・課題解決の力を修得していきます。多面的な視点から世の中の問題点を見つけ(問題提起)、その問題を解決するための手法を身に付ける(技法の修得)学びを展開。大学で学ぶための基礎となる技法と共に、人間的な成長にも結びつくYCUの教養教育の「核」となる部分です。2年次から始まる専門分野に対応するための基礎知識を身に付け(専門との連携)、専門性への架け橋となる部分です。2年次以降に所属するゼミ・研究室を選択するため、自分の進路を見極める大切な役割も担います。それぞれの学部によって、専門性を追究。自らの目標の実現に向かって学びを完成させます。なお、専門の学修を進めるための教養の基礎を身に付け、スムーズに専門に移行するために、1年次の共通教養での学びは大きなポイントとなります。16教養の「核」問題提起技法の修得専門との連携共通教養専門性への「ブリッジ」YCUの教養教育学びを基礎力国際教養学部国際商学部理学部データサイエンス学部医学部専門教育完成させる「専門性」学部教育のカタチYCUの共通教養自ら問題を発見し、解決する力を修得する

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