横浜市立大学 2025
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領域横断教育私は、医学部 免疫学教室の「単核貪食細胞系の分化」に関する研究に興味を持ちました。当教室での研究を進めるにあたり、必要となる手技や知識を習得すべく、現在は免疫学教室の皆様にご指導いただいております。今後は、本プログラムにて学んだ事を土台にし、本格的に研究を進めて参りたいと考えております。そして、「治療法が確立していない疾患の研究に関わる」という自分の夢に一歩でも近づきたいです。「経営学入門」、「医療イノベーション経営管理論」、「医療政策学」など複数の講義で、次世代の医療経営を学びました。2年生の夏休みには医療経営合同インターンシップにも参加し、病院で行われているDX推進や病院の現状と課題について理解しました。患者さんの命を支えるのは医師や看護師だけではなく、医療経営の専門職もその大切な一員だということが分かり、将来、職業を選択する際、この領域にも可能性を感じています。経済学、経営学などの実学の基礎となる講義を幅広く受け、その後に起業に関する専門性の高い講義を受講しました。起業家の方々のお話を直接聞き、社会貢献とビジネスの成長が両立可能なことを知りました。また、チームでビジネスプランの作成をするのですが、メンバーと対話を繰り返しながら戦略や収支を考える際には、これまで受けてきた基礎講座の知識が役立ちました。インプットした知識をアウトプットして企画立案する、そのことの楽しさも味わうことができました。特講科目として1ヵ月間カナダの大学へ留学しました。現地や他国からの留学生と一緒に、ビジネス関連の授業を受講するものです。留学を通し、多様性のあるチームの下で、一人ひとりがリーダーシップを発揮する難しさと重要性を実感できました。大学卒業後は、グローバルに事業を展開する食品企業で、商品開発に関わりたいと考えています。国を超えた多能な人材が集まるチームで主体的に行動し、社会に良いインパクトを残したいです。国際的な視点からさまざまな課題に取り組み、グローバルな課題への対処能力を養いました。特に「Japan from Foreigner's View」の授業では、日本の問題を多角的な視点からとらえる重要性を学びました。今後は離婚後の家族のサポート活動をしたいと考えており、経済産業省主催のプログラムに採択されたアプリの開発を進めています。プログラムで学んだグローバルな視点を活かして、地域社会に貢献するリーダーを目指したいです。データサイエンス学部の先生などから、社会調査の方法やデータ分析の基礎、プログラミングの手法を学びました。肥満度を表す体格指数のBMIや、図形の面積を出すプログラムを体得し、自分で作りたいプログラムを書く事も経験できました。社会調査の実践としては、中華街でアンケートやインタビューを実施、分析をもとに中華街の周遊コースを作成しました。こうしたデータ分析は、自分が普段学ぶ国際教養学部でも必要な知識だと実感しました。学生の声学生の声学生の声学生の声学生の声学生の声33海老沼 璃乃 Rino Ebinuma 理学部 理学科 3年栃木県 私立宇都宮短期大学附属高等学校卒藤﨑 脩平 Shuhei Fujisaki国際商学部 国際商学科 3年新潟県立三条高等学校卒大谷 遥菜 Haruna Otani国際商学部 国際商学科 3年神奈川県立柏陽高等学校卒金澤 優理愛 Yuria Kanazawa 国際商学部 国際商学科 3年青森県立弘前高等学校卒原田 琉碧 Lucia Harada国際商学部 国際商学科 3年広島県 私立AICJ高等学校卒吉原 茉那 Mana Yoshihara国際教養学部 国際教養学科 3年神奈川県 私立捜真女学校高等学部卒理数マスター育成プログラム医療イノベーション人材育成プログラム 起業家育成プログラムリーダーシップ開発プログラムYCUグローバル・スタディーズ・プログラムADEPTプログラム

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