311111医学部医学科 5年松本舜平 Shunpei Matsumotoリサーチ・クラークシップ配属先基礎医学系組織学神経解剖学循環制御医学臨床医学系血液・免疫・感染症内科学呼吸器病学循環器内科学循環器・腎臓・高血圧内科学消化器内科学医学部医学科 5年尾澤華 Hana Ozawa4年次に進級すると同時にリサーチ・クラークシップ(研究実習)が始まり、15週間の医学研究に参加します。リサーチ・クラークシップの目的は、各教室の研究活動に一定期間主体的に関わる事で、早期から「未解決の課題に対する意識を常に持ち、積極的に取り組む事」「科学的な思考で真実を見極める努力を怠らない事」といった物事の本質に迫ろうという姿勢[リサーチマインド] を養成する事です。科学的根拠、発想に基づいた新しい診断、新しい生命現象や病態解明、疾患の診断・治療を開発していく医師・医学研究者のリーダーを養成するためには学生のうちから、リサーチマインドを養成する事が重要であると考えています。神奈川県立横浜翠嵐高等学校卒医学部および二つの附属病院における教育・研究・診療の一体的な運用のもと、医学教育の質の向上を図る事により、リサーチマインド(探求心)を持った優れた臨床医・医学研究者を育成する事を目的としています。その中心となる「医学教育センター」では、「教育」「研究」「医療」をリードする人材を育成する事を使命とし、国際都市横浜ならではの国際標準を踏まえた質の高い医学・臨床教育に取り組んでいます。ウェイン州立大学(アメリカ) スタンフォード大学(アメリカ) テンプル大学(アメリカ) シンシナティ小児病院(アメリカ) コーネル大学(アメリカ) シンガポール国立大学 海外リサーチ・クラークシップ参加学生の声ビジネスにも直結する最先端のラボで実験というものの本質を学んだ。[基礎系教室名]生理学生化学分子生物学[臨床系教室名]配属先造血幹細胞とは、血液を作る細胞で、高い再生能力があることから再生医療に用いられています。この分野を学びたくてYCUに入学したので、この機会にスタンフォード大学の最先端のラボで研究に取り組めたのは貴重な経験でした。実験の成功率は非常に低いものですが、その失敗を細かく分析し、原因を探ることの大切さを実感しました。また、多くの研究者の方と交流を持ち、研究とビジネスの関係性なども学びました。将来はここでの経験を活かし、内科医として臨床を行いながら、研究も行っていきたいと考えています。薬理学RⅠ研究センター微生物学肝胆膵消化器病学内分泌・糖尿病内科学神経内科学・脳卒中医学がん総合医科学外科治療学消化器・腫瘍外科学麻酔科学救急医学脳神経外科学産婦人科学人 数学内国内免疫学病態病理学分子病理学臓器再生医学実験動物医学遺伝学小児科学泌尿器科学運動器病態学形成外科学放射線治療学千葉県 私立渋谷教育学園幕張高等学校卒配属先横浜市立大学基礎医学系教室横浜市立大学臨床医学系教室横浜市立大学理学部研究室 東京大学 東京工業大学 理化学研究所 神奈川県立こども医療センター 赤血球の分化に関する研究を行ってきました。当初は細胞の扱いに苦労しましたが、ラボの先生や指導担当者の手厚いサポートにより、仮説を立て、実験を行い、考察をするという研究のひと通りのプロセスを実践。発表の機会もいただきました。ラボには世界中から研究者が集まっていて多国籍のメンバーと交流できたのも貴重な体験でした。現地では一人暮らしも体験しました。トラブルが発生したときはすべて自分で対処する必要があり、この経験は自信につながりました。近い将来、また海外に留学したいと思っています。臨床統計学法医学医学教育学放射線診断学精神医学眼科学視覚再生外科学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学人 数244733241医療情報学臨床疫学・臨床薬理学公衆衛生学皮膚科学口腔外科学総合診療医学リハビリテーション科学622023年度実績■研究実習先:スタンフォード大学期間:2023年4月〜6月(2カ月)■研究実習先:シンガポール国立大学期間:2023年4月〜7月(4カ月)医学科の特長リサーチ・クラークシップ医学科領域仮説、実験、考察のプロセスを実践。探求心(リサーチマインド)を持った医療人へ
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