横浜市立大学 2025
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学生支援データサイエンス研究科博士前期課程 データサイエンス専攻 2024年3月修了矢崎 友貴乃 Yukino Yazaki 神奈川県 私立向上高等学校卒1期生としてデータサイエンス学部を卒業し、博士前期課程に進学した後もゼミに先輩はいなかったため、就活について何をしたらいいのかわからない状態でした。そこで博士前期課程1年春からキャリア支援センター主催の理系大学院生向け就活ガイダンスに、全6回を欠かさず参加しました。就活はどうスタートすべきかを丁寧に教えていただき、さらに参考書の貸し出しからエントリーシートの添削、模擬面接のすべてを利用させていただきました。模擬面接は5月の早い段階で体験。指導官は外部委託の専門家で、非常に実践的でした。その後も何度も模擬面接をしていただいた事が自信につながり、内定をいただきました。振り返れば、キャリア支援センターには、細かい事まで相談に乗っていただき、客観的意見を得られました。自分自身が納得できる進路を選択できて良かったです。もともと将来は公務員を目指していましたが、3年次の12月に民間企業へと志望を変更しました。周囲に比べて遅すぎる就活に不安を抱えながら、キャリア支援センターに駆け込みました。実際、専門職の方に模擬面接をしていただくとボロボロの状態。それでもアドバイスとともに「山中さんには光るものがある」と励ましていただきました。また、改善点などを記したフィードバックのメールにも「就職活動に正解はありませんが、あなたが選んだ道を正解にすればいいと思います」というメッセージがあり、勇気をもらいました。その後も就職活動に関する事を幅広く相談させてもらい、改善したポイントを本番の選考場面で活かす事ができて、無事就職が決まりました。今はキャリア支援センターの「メンター制度」に志願し、相談役として次年度卒の就活生を応援しています。夏季や春季などの長期休暇を利用し、企業や官公庁など幅広い分野で一定期間、就業体験を行う制度です。学生は、自らの専攻や将来のキャリアと関連したインターンシップに参加することで、将来の方向性を見極めるヒントを得ることができます。海外インターンシッププログラムも例年実施しています(29ページ参照)。文部科学省・経済産業省・厚生労働省の三省により、一定要件を満たしたプログラムのみ「インターンシップ」と位置付けるよう見直され、インターンシップのルールが変更されました。本学では、新たなルールが適用されたインターンシップを実施しています。内定先日本アイ・ビー・エム株式会社  ■就職活動期間:11 カ月■内定社数:2社■総応募社数:4社内定先三井化学株式会社 ■就職活動期間:9 カ月■内定社数:3社■総応募社数:15社一定要件5 日間以上、学部 3・4 年ないしは修士 1・2 年の長期休暇に実施すること、就業体験や、受入れ先の社員によるフィードバックを必ず行う など83キャリア支援センターのガイダンスと専門家の模擬面接が内定の決め手に。焦る気持ちで助けを求めてかけられた言葉に勇気をもらった。国際教養学部 国際教養学科 2024年3月卒業山中 亮 Toru Yamanaka ■城県 私立清真学園高等学校卒新たなインターンシップルールについて内定者の声インターンシップ

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