愛知県立芸術大学 大学案内2019-2020
82/88

081教職課程Teacher Training Curriculum授業科目教職入門/教育原理/教育制度論/教育心理学/特別支援教育論/美術科教育法A・B・C /工芸科教育法/音楽科教育法A・B・C /道徳教育指導論/教育課程論/特別活動論/教育方法・総合的な学習の時間の指導論/生徒・進路指導論/教育相談/教育実習Ⅰ-Ⅲ/教職実践演習(中・高)免許状美術学部高等学校教諭一種免許状(美術・工芸)中学校教諭一種免許状(美術)音楽学部高等学校教諭一種免許状(音楽)中学校教諭一種免許状(音楽)美術研究科高等学校教諭専修免許状(美術 ※1・工芸 ※2)中学校教諭専修免許状(美術 ※1)音楽研究科高等学校教諭専修免許状(音楽)中学校教諭専修免許状(音楽)※1 陶磁領域を除く  ※2 デザイン、陶磁領域に限るただし、文部科学省における審査の結果、予定している教職課程の開設時期が変更となる可能性があります。博物館学課程Museology Curriculum授業科目生涯学習概論/博物館概論/博物館経営論/博物館資料論/博物館資料保存論/博物館展示論/博物館情報・メディア論/博物館教育論/博物館実習/考古学資 格学芸員資格※実際に学芸員となるには、それぞれの博物館や美術館に学芸員として採用されなければなりません。※すべての学部・専攻(コース)において、学芸員資格を取得するための博物館学課程が開設されています。人材育成目標 博物館学課程では、博物館(美術館などを含む。以下同じ)の専門的職員である学芸員を養成します。 文化財の価値に敬意を払い、作品に寄り添う姿勢と、作品を安全に取り扱う技術を身につけ、博物館をめぐる社会教育・マネージメント・文化財保護などの視点をもつ人材の育成を目指します。卒業までに身につけるべき資質・能力◦博物館が社会において担う多様かつ幅広い意義と役割への理解◦博物館での業務に必要な、展示・教育普及・経営・情報メディアなどに関する知識と理論◦文化財保護につながる作品・資料保存の理念と実践◦基本的な作品取扱の技術(掛軸、巻子、額装油画、彫刻、工芸品など)資格授与方針と評価方法 必要単位を全て取得し、大学卒業資格を得た学生に単位取得証明書が発行されます。教育課程の編成方針 博物館法に基づき、学芸員資格取得に必要な科目を開講しています。博物館での勤務経験のある教員も多く、現場での理論と実践を具体的に修得してもらえるよう編成しています。 博物館学課程の諸科目とりわけ博物館実習においては、付属施設である芸術資料館および法隆寺金堂壁画模写展示館とその収蔵資料等を活用し、実用的な教育内容を実現しています。具体的なカリキュラム構成と特徴 段階的に博物館関連の科目を履修する仕組みとなっています。まず博物館学概論と生涯学習概論を履修し、続いて博物館資料保存論や博物館展示論などの必修科目を履修します。また選択科目から美術史や音楽史、考古学などを履修します。 そのうえで博物館実習を履修し、それまで学んできた理論を実践の場でどのように活用するかを実体験として学びます。学内での実務実習は芸術資料館および法隆寺金堂壁画模写展示館で行ないます。作品取り扱いの倫理、作法、技術を習得した後、各自が申し込んだ博物館で1週間程度の館園実習に取り組みます。教育課程の評価方針・方法 各理論講義は出席および試験、課題等による評価を行います。 博物館実習は文部科学省ガイドラインに則り、学内での実務実習の技術習得力、博物館での館園実習評価、博物館の見学課題などを総合的に判断して評価します。

元のページ  ../index.html#82

このブックを見る