愛知県立大学大学院 人間発達学研究科 2021
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2021 AICHI PREFECTURAL UNIVERSITY博⼠前期課程子どもから高齢者まで人間の生涯にわたる発達とその支援に関する理論と実践の研究をめざしています。求める学生像授業科目と担当教員人間発達学研究に必要な基礎的知識、外国語能力をそなえ、人間の生涯にわたる発達に関わる専門的研究を深めたい人。人間の発達とその支援に対する専門的な知識や技術を身につけ、学校、幼稚園、保育所、子育て支援機関や地域において、発達支援を行う専門家をめざしたい人。社会福祉の充実・発展に資する専門的な知識や技術を身につけ、地域福祉の推進に働きかける専門家や福祉サービス利用者に総合的かつ包括的な支援を行う専門家をめざしたい人。カリキュラムの特長人間発達学研究科は人間発達学専攻の一専攻からなる研究科ですが、博士前期課程では、「個人の尊厳に立脚した人間の発達を探求する科学」の理論的・実証的及び実践的・臨床的側面をバランスよく体系的に学ぶことができるよう、「人間発達原論」科目群と「人間発達支援論」科目群からなる多彩なカリキュラムを用意しています。担当教員科目区分授業科目葛西耕介基幹科目学校経営論特講田村佳子社会教育学特講内田純一教育史学特講大貫守教育方法学特講渡邉眞依子幼児教育学特講瀬野由衣発達心理学特講森川夏乃臨床心理学特講三山岳教育心理学特講堀尾良弘学校心理学特講稲嶋修一郎健康発達科学特講湯海鵬身体運動論特講松宮朝地域社会学特講山本かほり多文化社会論特講野田博也公共政策論特講中尾友紀社会福祉政策論特講田川佳代子ソーシャルワーク論特講橋本明精神医療史特講*特別支援教育特講久保田貢社会科教育論特講伊藤稔明理科教育論特講高橋範行音楽科教育論特講藤原智也美術科教育論特講丸山真司体育科教育論特講山本理絵発達援助学特講渡邊かおり地域福祉論特講村田一昭子ども家庭福祉論特講吉川雅博言語発達支援論特講大賀有記医療福祉論特講宇都宮みのり精神保健福祉論特講*スクールソーシャルワーク論特講**人間発達学方法論**人間発達学研究法*発達福祉学特講山本理絵臨床発達心理実習人間発達学研究人間発達原論人間発達支援論関連科目研究指導注1:修士論文の審査及び試験に合格した者に「修士(人間発達学)」の学位を授与する。注2:基幹科目については人間発達原論、人間発達支援論の科目群からそれぞれ4単位ずつの履修を含んで30単位を修得し、それに人間発達学研究4単位を加えた34単位を修得することを修了要件とする。注3:授業は夜間にも開講されており、夜間の授業を履修するのみでも、修了することができる。注4:※は非常勤担当。注5:※※は専任教員によるオムニバス。03人間発達原論科目群尊厳ある人間の発達とその基盤をなす社会的な諸問題を教育学や心理学、社会福祉学などの視点から原理的に理解することをめざします。人間発達支援論科目群人間発達を家庭や学校、地域での実践的・臨床的応用論の次元からとらえ、それをいかに支援するかということについて探求します。関連科目人間発達学における研究方法を習得するための科目、学外の教員を招聘することが可能な科目、および臨床発達心理実習を配置しています。研究指導(人間発達学研究)通常2年間に渡り、修士論文の提出に向けて、研究経過報会も設定され、主指導教員、副指導教員(2名)による丁寧な研究指導を行います。*幼児教育・児童教育の分野でリーダー的役割を担えるようになるため、小学校、幼稚園、および高等学校(公民)の専修免許状が取得できるカリキュラムを用意しています。*人間の発達を支援する高度な専門的力量の育成の一環として、臨床発達心理士資格取得への道が開ける科目が開設されています。

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