愛知県立大学大学院 国際文化研究科 2022
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04AICHI PREFECTURAL UNIVERSITY 昼夜開講と長期履修制度 本研究科では、社会人をはじめとする時間的制約の大きな学生に対して、充実した教育を提供するための工夫を行っています。 授業科目は、隔年で昼間(1~5限)と夜間(6・7限)の授業時間帯に開講することを原則としています(履修者の状況等による例外があります。また、夜間の時間帯のみで通常の修業年限で修了できることを保証するものではありません)。2021年度より、夜間の授業は原則としてオンライン方式で実施していますので、自宅等からの受講が可能です。 また、働きながら大学院で学びたい人や育児・介護をしながら学びたい人のために、長期履修制度を設けています。通常の修業年限(博士前期課程は2年、博士後期課程は3年)に代えて、博士前期課程では最長4年、博士後期課程では最長5年の修業期間を申請することができます。長期履修制度を利用する場合の授業料は、博士前期課程では2年分、博士後期課程では3年分を分割納入します。キャリア支援室キャリア支援室では、専門相談員による個別就職相談を毎日開催しています。就職に関する相談はもちろん、ES・履歴書などの添削も行っています。就職に関する相談はWEBでも実施していますのでぜひ利用してください。また、資格や就職に関する図書も設置しています。 求人検索 NAVI を利用することで、求人票の検索、就職相談の予約などを行うことができます。例年10,000件を超える求人票登録がありますので、積極的に活用してください。院生のための施設・設備 本研究科では、院生に対して適切な研究環境を提供すべく、図書館などの全学共用施設のほか、院生室、研究科所属院生専用の端末室、他研究科との共同談話室、印刷室を用意しています。また、各院生はコピーカードの貸与を受け、年間2,000枚まで使用することができます。 また、院生室には研究倫理審査を受ける研究の資料等を保管できる暗証番号式ロッカーがあり、各院生が利用できます。奨学金制度⃝その他奨学金 大幸財団、豊秋奨学会、横山育英財団など、各種奨学金の募集があります。詳細は、入学後に学生支援課で紹介します。⃝特に優れた業績による返還免除 大学院において日本学生支援機構第一種奨学金の貸与を受けた学生で、奨学金貸与中に、特に優れた業績をあげた者として機構が認定した学生に対し、奨学金の一部又は全額の返還が免除される制度です。 学問分野での顕著な成果や発明・発見のほか、文化・芸術・スポーツにおけるめざましい活躍、ボランティア等などでの顕著な社会的貢献なども含めて評価されます。本学においても、毎年、数名の院生が返還免除の認定を受けています。⃝日本学生支援機構奨学金第一種(無利子)第二種(有利子)博士前期課程博士後期課程博士前期・後期課程50,000円又は88,000円から選択 80,000円又は122,000円から選択 50,000円、 80,000円 100,000円、 130,000円 150,000円 から選択⃝博士前期課程2年  Kさん[業種:ソフトウェア開発] 私の入学のきっかけは、所属している業界で、中国や東南アジアをはじめとする外国人高度人材が急速に増えてきていることです。その中で管理者として、同僚として、文化背景の異なる人々とどう付き合っていけばいいのか、研究をする必要性を感じ、社会人として入学しました。 本学は院生が比較的少数であるため、大規模校では実現しにくい、中身の濃い議論が可能になっています。レジメ作成では、社会人ならではの情報収集力、分析力を活用して他の受講生の皆さんに新しい視点を提示できることでしょう。 研究グループは「多文化社会と言語」に属していますが、国文など全く異なる研究テーマを持つ方の発表を聞いて意見交換し、大変意義のある時間を過ごせています。 本学の最大の特徴として、夜間開講や長期履修制度があり、しかも1年生が終わるころまでに履修年数を決定すればよい、という柔軟な制度となっているところが非常にありがたいです。 自分に学ぶ気持ちがあれば、それに応えてくれるだけの環境があります。研究科サポート体制名古屋市立大学大学院との単位互換制度 愛知県立大学大学院国際文化研究科は、名古屋市立大学大学院人間文化研究科との間で博士前期課程・博士後期課程に関する単位互換協定を結んでいます。本研究科の院生は、各自の専門に関わる学修を深めるために、指導教員の指導を受けたうえで、名市大の授業科目を履修することができます。名市大での履修科目は、本学の大学院学則・研究科履修規程が定める範囲内で、修了に必要な単位として認定することができます。

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