愛知県立大学大学院 国際文化研究科 2023
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■授業科目 ■専門・専攻領域 スペイン文学、16・17世紀の詩と詩論■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 国際機構・国際紛争、外交関係早稲田大学大学院政治学研究科 ■最終学歴 博士後期課程単位取得後退学 ■学位 政治学修士■授業科目 ■専門・専攻領域 政治学(フランス都市政治研究)■最終学歴 ■学位 業績 ●『賢者ガルシアロブレス伝 国連憲章と核軍縮に取り組んだ外交官』(2015) ●『大使館国際関係史─在外公館の分布で読み解く世界情勢』(2009) ●「ユートピアニズムの解剖─『危機の20年』と大戦間期の国際仲裁─」(2007) ●「平和案としての国際仲裁─19世紀中葉における市民社会、議会、国家理性─」(2004)業績 ●単著『フランス地域民主主義の政治論─分権・参加・アソシアシオン─』(御茶の水書房、2005年) ●単著『市民社会を鍛える政治の模索─フランスの「近隣民主主義」と住区評議会制─』(御茶の水書房、2015年)諸地域文学・文化研究コルドバ大学博士(文学)国際関係論研究ヨーロッパ政治経済研究 社会文化研究特講(博士後期課程)立命館大学大学院法学研究科公法専攻 博士課程後期課程満期退学(1999年)博士(法学)〔立命館大学、2006年9月〕 ●「中国における研修生派遣企業に関する一考察─中国山東省青島市の事例より─」『農村生活研究』第57巻 第1号、 ●「変わりゆく中国農村」工藤貴正・樋泉克夫編『現代中国への道案内 Ⅱ』白帝社,2009年,pp.313‒340.■授業科目 ■専門・専攻領域 近現代カタルーニャ史・カタルーニャ地域研究■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 ヨーロッパ国際政治史、ドイツ政治思想、日独関係史■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 中国農業経済、中国のフードシステム研究■最終学歴 ■学位 業績 ●『カタルーニャを知るための50章』明石書店、2013年11月。(立石博高・奥野良知編) ●「カタルーニャにおける独立志向の高まりとその要因」『愛知県立大学外国語学部紀要』第47号、2015年3月。 ●「カタルーニャの独立へ向けた『プロセス procés』の現状と経緯」『共生の文化研究』11号、2017年3月。業績 ●Hajime KONNO, Max Weber und die polnische Frage, Baden-Baden: Nomos 2004. ●今野元『マックス・ヴェーバー』(東京大学出版会、平成19年)。 ●今野元『多民族国家プロイセンの夢』(名古屋大学出版会、平成21年)。業績 ●「外食企業のグローバル化と海外進出戦略」大島一二 他編『日系食品産業における中国内販戦略の転換』筑波書房、ヨーロッパ政治経済研究早稲田大学大学院商学研究科 博士後期課程単位取得退学修士(商学)ヨーロッパ政治経済研究 社会文化研究特講(博士後期課程)東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了Dr. phil.(ベルリン・フンボルト大学)・ 博士(法学)(東京大学)中国政治経済研究東京農業大学大学院農学研究科農業経済学専攻 博士後期課程修了博士(農業経済学)19研究内容・教育方針 研究内容:16・17世紀のスペイン文学、特に詩を研究対象としています。具体的には、ゴンゴラとケベドというこの時代を代表する詩人の作品にはまだ解明すべき部分が多く残っているため、それらを当時の知的背景をもとに読み解き、新しい解釈を提示することです。通時的研究だけではなく、同時代の知識人が作り出す仮想的な共同体も作品の知的背景の一つと捉え、そこで共有されていた文学の概念の解明も研究課題としています。 教育方針:大学院以降の研究では、自らの解釈や発想を研究史のなかに位置づけて主張することが求められます。そのため、日本での研究の蓄積が比較的少ないスペイン文学研究においては特に、基礎研究の段階からスペイン語または他のヨーロッパ言語での資料の多読が必要になります。この段階を早く越えて、自らの研究を検証し発表することができるよう指導を行います。研究内容・教育方針 もともとは「ガバナンス」という言葉に関心をもって、国際政治の「かたち」がどういうものかを探求していました。「アメリカの世界支配」とか、もっと古典的に「国民国家システム」とかよく聞くでしょう。自分が関心があったのは、そうしたメジャーなところよりもむしろ国際機構や国際法のような「ユートピアン」と蔑まれる領域のほうでした。とくに仲裁です。現実主義者は、そんなものは存在しない「理想」にすぎないと酷評しますが、19世紀には仲裁はたくさんおこなわれていたのです。ですから、それはまぎれもなく「現実」でした。しかも、自由主義とよばれる当時の世界秩序に機能的にもフィットしたものでした。でも、つい先日まで、ある出版社にさそわれて本を書くことになり、大使館や外交関係にいれこんでいました。このテーマも「かたち」の探求という意味で、これまでの研究の延長といえるはずです。「教育方針」は紙幅がなくなったので一言で。お互い自立した研究者になりましょう。研究内容・教育方針 中央集権国家の典型とされるフランスが、1980年代に至って地方分権改革(ミッテラン政権下の1982年)を実施した背景について明らかにすべく、その前史たる1970年代の分権論議や歴代政権の地方分権政策について検討すると、フランスの1970年代がまさに「分権・参加・アソシアシオン」の時代であったことがわかる。フランス革命以来の伝統的政治文化を転換させるエネルギーが発揚されたこの時代、都市自治体における分権化要求運動のなかから「地域民主主義(la democratielocale)」の理念が提起され、この理念はその後、法制度化の過程をたどる。そして現在では、2002年の「近隣民主主義法」により、人口8万人以上の都市コミューンに「住区評議会」の導入が義務づけられており、50都市におけるこの実践は、「熟議 = 参加デモクラシー」研究の観点から極めて興味深い事例となっている。以上のような問題関心を踏まえ、大学院の授業では、フランスの分権・市民社会論者による研究業績の読了・検討を中心に、フランス政治の新たな動向をフォローしていく。研究内容・教育方針 私が研究対象としているのは、スペインとフランスにまたがって存在しているカタルーニャ地方です。中心都市はバルセローナで、独自の言語(カタルーニャ語)、独自の歴史と文化を持つ地域です。スペイン側カタルーニャ(カタルーニャ自治州)は、スペインで唯一産業革命が生じた地域で、現在に至るもGDPの約20%を占めるスペイン経済の中心地で、近年はスペインからの独立運動が非常に盛んになっています。私の問い、カタルーニャが中世以来長年に渡って独自の集合的アイデンティティを維持しているのはなぜか? なぜカタルーニャでは中世以来商工業が盛んなのか? なぜカタルーニャでは中世以来議会主義の伝統と合意の政治文化が根付いているのか? それらの点は、実は互いに深く結びついているのではないか? ということにあります。授業では、カタルーニャを題材としながら地域と国家を歴史的に考察していきます。研究内容・教育方針 19世紀ドイツを中心に欧米世界の政治史・政治思想史を研究している。人間における理性と情念との葛藤が関心の対象で、とりわけナショナリズムや宗教的情熱が政治に与える影響について考えてきた。従来は西欧派ドイツ・ナショナリストとしてのマックス・ヴェーバーに焦点を当ててきたが、近年ではフランス革命から現代まで視野を拡げ、ドイツ政治史の多様な側面に取り組んでおり、また近現代日独関係史にも分析を拡げつつある。 大学院教育において重視するのは、語学力及び史料解析能力である。外国研究において、語学力の向上に努めるのは当然のことだろう。加えて重要なのは、収集した史料から多用な情報を引き出す解析作業であり、それは丁度ソムリエがワインの微妙な違いを言い当てるのに似た営みである。大量の研究文献を大雑把に読んで概括するのではなく、一つの史料、いや一つの文章を徹底して読み込み、そこから何かを引き出す地道さ、堅実さを、大学院生には求めたい。研究内容・教育方針 私は主に中国における地域間の人口移動について研究を行っています。中国は、改革・開放政策実施以降、飛躍的な経済成長を達成しましたが、その一方で、国内では、解決しなければならない課題が山積しています。例えば、所得格差の拡大や深刻な環境問題、食糧問題、資源確保問題など様々な問題が噴出しています。 近年、拡大する所得格差を背景に、地域間の人口移動は増大を続け、都市・農村社会に様々な影響をもたらしています。本講義では、中国の農業・農村問題、なかでも地域間の人口移動問題を通して中国の構造的な課題について理解を深めていきたいと考えています。2015年、pp.154‒167.日本農村生活学会、2013年9月、pp.32‒39.田邊 まどか 講師[たなべ まどか]木下 郁夫 教授[きのした いくお]中田 晋自 教授[なかた しんじ]奥野 良知 教授[おくの よしとも]今野 元 教授 [こんの はじめ]西野 真由 教授[にしの まゆ]

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