愛知県立大学大学院 国際文化研究科 2023
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●「EUにおける経済政策協調─展開と論点」『愛知県立大学外国語学部紀要 地域・国際学編』第38号(2006年3月) ●「実践報告:多文化に生きる児童のウェルネスを支えるダイバーシティ理解シンポジウム」日本国際理解教育学会  ●「Considering social, emotional and mental health support for multicultural / international children and teenagers in Japan(日本の多文化な/国際的な子どもやティーンエイジャーに対する社会的、情緒的、メンタルヘルスの支援に関する考察)」紀要、地域研究・国際学編、愛知県立大学外国語学部 編(49)、163‒176、2017 ●“Bella Abzugʼs Dilemma: The Cold War, Womenʼs Politics, and the Arab-Israeli Conflict in the 1970s,” Journal of ●(共著)『平和と和解──思想・経験・方法』(旬報社、2015年)■授業科目 ■専門・専攻領域 EU、フランス経済■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 コンピュータを利用した語学学習、社会心理学、 多文化コミュニティのためのメンタルヘルス支援 ケント大学(英国)言語学研究科 博士課程■最終学歴 ■学位 博士(言語学)■授業科目 ■専門・専攻領域 アメリカ現代史■最終学歴 ■学位 業績 ●「EU経済のグローバル化とフランスの変貌─グローバリゼーションに立ち向かうEUとフランス─」『土地制度史學』業績 ●「Considerations regarding school-based mental health promotion and provision at international schools in Japan(日本における学校ベースでのメンタルヘルス促進と対策に関する考察)」紀要、地域研究・国際学編、愛知県立大学外国語学部編(51)221‒233、2019業績 ●「冷戦政治文化の変容とイスラエル認識──1960年代後半~1970年代前半における連邦議会の冷戦改革派に着目しヨーロッパ政治経済研究東北大学大学院経済研究科博士課程 後期単位取得満期中退博士(経済学)英語表現演習、国際コミュニケーション英米政治経済研究一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程単位修得退学博士(社会学) ●(報告書)(ゼミ生と共著)国際協力レポート部門佳作「世界地図を作ろう─愛知県立大学と瀬戸市立八幡小学校の世代を超えた交流─」独立行政法人国際協力機構(JICA)『グローバル教育コンクール2012受賞作品集(DVD)』2013年 ●「ドイツにおける秘密保護法制と報道関係者の憲法上の権利(一)(二・完)」愛知県立大学外国語学部紀要(地域研究・ ●「KEKのAxel Springer 決定(一)(二・完)」愛知県立大学外国語学部紀要(地域研究・国際学編)46号121~147頁(2014)、愛知県立大学大学院国際文化研究科論集15号103~130頁(2014)■授業科目 ■専門・専攻領域 イギリス政治・外交、国際関係史■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 ポルトガル語教育、多文化共生■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 ドイツ法、憲法学、メディア法■最終学歴 ■学位 業績 ●『国家戦略とインテリジェンス』(PHP研究所、2011年) ●「イギリスにおける情報重視の戦略文化」『国際政治』第167号(2012年) ●「ベヴィン外交における中国問題」『情報史研究』第7号(2015年)業績 ●「劇場公開映画におけるプロダクトプレースメント──ドイツ連邦通常裁判所1995年7月6日判決を中心として」英米政治経済研究京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了博士(人間・環境学)多文化共生論大阪大学大学院博士(言語文化学)ヨーロッパ政治経済研究広島大学大学院社会科学研究科 博士課程後期単位取得退学博士(法学)20研究内容・教育方針 私の専門はEUの経済政策分析です。EU(欧州連合)は、欧州各国間の対立を克服して「1つのヨーロッパ」をつくろうという欧州統合運動の現時点での到達点です。第二次世界大戦後、度重なる戦争により多大な物的・人的被害をこうむり、また国際社会における地位の低下を経験した欧州諸国は、「平和で豊かな1つのヨーロッパ」の構築をめざして、まず経済統合を進め、さらには政治統合に乗り出します。戦後の欧州統合運動は、かつて敵同士であったフランスと(西)ドイツに加えてベネルクス3国とイタリアの6カ国で始まり、2015年時点でのEU構成国は28カ国で、域内人口は米国の人口を超え、経済力も米国に匹敵する程です。今日の世界経済の中でEU経済の占める比重は非常に高いと言えるでしょう。私の研究・教育においては、従来ドイツと共に欧州統合主導国であったフランスに焦点をあて、フランスの経済政策・欧州政策の展開とEUの発展過程との関連性を明らかにしていくつもりです。土地制度史學会,第175号(2002年4月) pp.44‒53.pp.53‒80.研究内容・教育方針 多様な背景を持つ人々の、特にある意味で社会的に孤立したり周縁化された人々の、メンタルヘルスや情緒的ウェルビーイングについて関心を持っています。日本における多文化な子どもや若者の、メンタルヘルスニーズや支援について調査、研究しています。授業では学生の皆さんに、考えや視点、知識を積極的に共有することにより理解を深めることができる、様々なフォーラム(討論会)を提供していきたいと思っています。第27回研究大会研究発表収録、133‒134、2017研究内容・教育方針 専門はアメリカ現代史、とくにアメリカを基軸とするトランスナショナルな社会運動の展開に興味を持って研究をしています。これまで、平和運動・人権運動・フェミニズム運動を取り扱ってきました。近年はアメリカ資本主義の歴史的展開が、アメリカ内外の社会・文化の形成でいかなる影響を与えてきたのか、その影響にいかなる形で市民レベルでの応答(社会運動)が生じたのか、という点に興味をもっています。大学院では、アメリカをグローバルな視座から捉えることを軸としつつも、受講生の要望を踏まえながら、幅広い分野について最新の研究をじっくりと読み進めていきます。て」『アメリカ研究』第53号、2019年5月、191‒212Womenʼs History 30, no.2 (Summer 2018): 112‒135.研究内容・教育方針 私はこれまでイギリスの政治・外交システムについて研究してきました。とくに関心を持っているのは、イギリスの首相がどのようにリーダーシップを発揮してきたのか、という点です。また、それとは別の観点になりますが、そうした首相の行政活動が、立法機関である議会からどのような監視(オーバーサイト)を受けているのかについても興味を持っています。 研究手法としては歴史的アプローチを用いることが多く、公表された研究成果の多くは、19世紀から20世紀にかけての時代を対象としています。具体的には、20世紀前半のイギリスの外交政策や安全保障政策など、対外政策全般について研究してきました。 大学院の授業では、必ずしも歴史的アプローチにこだわるものではありませんし、また対外政策に限定するものでもありません。近現代のイギリス政治全般について、幅広い観点から取り上げていきたいと考えています。研究内容・教育方針 日系人の就労を事実上合法とする1990年の「出入国管理及び難民認定法」の改正を機にブラジル出身者の人口は増加し、出入国在留管理庁統計(2021年末現在)によると、その数はおよそ20万人にのぼる。そうした彼らの滞在形態は長期化の傾向を示し、「生活者」としての色合いが濃い。その結果、日本生まれの子どもが増加し、公立学校には日本の子どもに混じり学校生活を送る在日ブラジル人児童・生徒の姿が数多く見受けられるようになっている。こうした中で、継承語・母語の喪失が顕在化しており、これまで彼らに対する継承語・母語教育の在り方を探る研究を続けてきた。その一方で、ブラジル出身者との共生にあたり、外国語としてのポルトガル語の学習機会は必要不可欠であるにも関わらず、現在、その社会的な位置づけは決して高いとはいえない状況にあり、日本における外国語としてのポルトガル語学習・教育環境の在り方を探る研究も行っている。外国人住民を取り巻く状況は刻々と変化しているため、社会の動きを的確に捉えた授業を行っていきたい。業績 ●(著書)『口が覚えるブラジルポルトガル語─スピーキング体得トレーニング─』三修社2012年9月 ●(著書)「第1部異言語間のインターカルチュラル・コミュニケーション:第5章言語的マイノリティの子どもの母語・母文化に対する態度の変容─異文化間メール交流をきっかけに─」三牧陽子他編『インターカルチュラル・コミュニケーションの理論と実践』くろしお出版2016年3月 pp.67‒81研究内容・教育方針 現在の研究活動は、とりわけ、憲法学、放送法、メディア法における日本とドイツの比較研究、ならびにEUメディア法の研究である。 教育方針として、まずはドイツの伝統的な法律学の議論に触れること、さらにそこで学んだドイツ法の議論を、日本で現在生じている様々な法的問題の解決への手がかりとしてどのように応用すべきかを修得すること、が挙げられる。さらに、ドイツの法律学の基礎論に加えて、最新の応用理論の分析を行う能力を修得すること、が重要となる。鈴木秀美編『憲法の規範力とメディア法』193~223頁(信山社・2015)国際学編)47号167~203頁(2015)、愛知県立大学大学院国際文化研究科論集16号181~216頁(2015)Andrea Carlson准教授[アンドレア カールソン]野内 美子 教授[やない はるこ]佐藤 雅哉 准教授[さとうまさや]奥田 泰広 准教授[おくだ やすひろ]髙阪 香津美 准教授[こうさか かつみ]杉原 周治 准教授[すぎはら しゅうじ]

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