愛知県立大学 新大学誕生10周年・長久手移転20周年記念誌
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周年記念事業・関連企画文部科学省情報ひろば企画展示「フィールドワーク写真展: 世界の〈いま〉を切り取る学生のまなざし」地域ものづくり学生共同プロジェクトスピンオフ企画ポスターセッション&発表会期間:2019年9月2日(月)〜12月19日(木) 場所:文部科学省ミュージアム「情報ひろば」3階企画展示室日  時:2019年10月16日(水) 13:00〜15:00場  所:長久手キャンパス 講堂ホワイエ 発表者:4チーム29名参加者:約120名協力企業:松井本和蝋燭工房(岡崎市) 有限会社大橋量器(岐阜県大垣市) 福井酒造株式会社(豊橋市) 株式会社クラウン・パッケージ(小牧市) この展示は、本学外国語学部国際関係学科発足(2009年)から10年の節目を機に企画されたものです。学科の学生や教員が、世界53の国・地域で自ら撮影してきた写真作品141点を展示しました。これまでも、留学、海外調査、ボランティアなどで世界を踏破する学生たちの自慢の写真を学内外で公開展示してきており、この10年間の出展写真総数は735点を数え、撮影地は世界82の国・地域に及びます(2019年12月現在)。世界中で学生が活躍する本学科の特色をよく示す行事であるとともに、フィールドワーク実習などの教育成果の発信、地域貢献の役割をもあわせもっています。 本企画展示は、広報の上でも大きな成果を収めたほか、学科設立10年の節目の年に、本学構成員自身がこれまでの国際的活動と社会貢献の蓄積を振り返るよい機会となりました。また、学生が文部科学省本省を訪れて作業し、館内見学の機会を得たことも含めて、学生たちにおけるよい学習機会ともなりました。企画展示データ展示した写真作品数:141点 (67人(在学生38人, 卒業生25人, 教員4人)による53の国・地域における撮影作品)観覧者数:約5,000人(全会期16週間の合計、推計値)サイドイベント本企画のサイドイベントとして、以下の行事も開催されました。(1) 文部科学省情報ひろば公開シンポジウム「アクティブ・ラーニング教育実践の10年: 愛知県立大学国際関係学科の挑戦」日時:2019年11月1日(金)14:30〜16:15 場所:文部科学省情報ひろば1階ラウンジ 参加者:30数名(2) 愛知県立大学長久手キャンパスにおける国際関係学科写真展会期:2019年12月24日(火)〜2020年1月14日(火) 場所:愛知県立大学長久手キャンパスH棟地下ホール(文責:亀井伸孝(国際関係学科))※地域ものづくり学生共同プロジェクト:2015年度から外国語学部専門科目として開講。愛知県・東海地域の「ものづくり」の良さを広く発信するための、企画立案と広報物作成を行う取り組みとして、2018年度までに32社の協力企業および延べ160名の学生が参加。 今回は、5学部連携による周年記念事業の一つとして、2018年度に実施したプロジェクトを学生が自主的に継続、発展させたスピンオフ企画を開催しました。複数学部の学生・教員の連携と、東海地域の企業との共同により実施した企画や調査した結果などをポスターとプレゼンテーションにまとめ、発表を行いました。発表会場には、多くの学生や教職員、同窓生などが集い、プレゼンテーションの内容を熱心に聞いたり、ポスターを見ながら学生に質問したりするなど、大いに盛り上がりました。また、協力していただいた企業の担当者の方にも会場にお越しいただき、企業の方に直接お話を伺える貴重な機会となりました。発表会終了後は茶話会が開催され、スピンオフ企画に参加した学生は企業の方や教職員と交流し、有意義なひと時を過ごしました。63

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