周年記念事業・関連企画TechnologyAichi ProductHybrid本学教員が関わる研究成果をもとに半田市天然記念物「萬三の白モッコウバラ」から最先端テクノロジーを活用して生成した花酵母と米麹から作り上げたあまざけで、酸度が低く甘みを抑えた乳酸菌飲料のような味わいと天然のバラに由来する香り成分が強いことが特徴です。「愛riche」は、周年記念事業開催期間(2018〜2020年度)に本学大学生協にて販売しました。大学等の研究シーズを企業の製品化へと橋渡しする産学行政連携の共同研究「知の拠点あいち重点研究プロジェクト」により「あいち産業科学技術総合センター・食品工業技術センター」、「中埜酒造株式会社」、「愛知県立大学」の連携により誕生しました。シンクロトロン光を利用し、酵母の変異処理、選抜、育種をすることで、香味のバランスに優れ、なおかつ尿素非生産性酵母を使用した純米酒(愛知ブランド清酒)の製造を国内で初めて実現。その清酒の酒粕を利用してつくられたのが、愛県大オリジナルあまざけの「愛riche」です。あまざけの名前“愛県大オリジナルあまざけ「愛riche」(あいりっしゅ)”は、愛知県立大学周年記念事業の一環として学内公募により決定しました。本学初のオリジナルグッズとして、以下のような様々な想いが込められています。●richeはフランス語で「豊かな」という意味(英語のrich)で、「愛」と組み合わせることにより、愛知県立大学の豊かな発展や、愛知から愛にあふれる社会を創造することをイメージしています。●愛知県の県花・愛知県立大学の学章である“かきつばた(アイリス)”を語源とし、日本語と外国語(フランス語)の合成語とすることで、“日本の文化と技術”、“グローバルな教養”、“知の融合”といった愛知県立大学の特色を表しています。●このあまざけの3つの特徴「あまくて、いい香りで、リフレッシュ効果」を表しています。●出発に際して飲む酒を「立酒(たちざけ)」と言うことから、「あいりっしゅ」を「愛立酒」と置き換え、卒業や入学などの門出を祝う気持ちも込められています。国内初となるシンクロトロン光による酵母育種技術・愛知の水・愛知の米麹・天然記念物の花酵母麹と酵母のダブル発酵・米麹(やさしい甘み)・酒粕(深いこく)71「愛riche」の誕生名前の由来愛県大オリジナルあまざけ「愛riche」(あいりっしゅ)
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