愛知県立大学 Guide Book 2024
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Sect iontudesFrançaises1234 d'É 宮階拓真さんフランス語圏専攻岐阜県立各務原西高等学校 出身1〜4年の「専攻言語科目」でフランス語運用能力を段階的に身につけ、1・2年の「専門基礎科目」で自分の専門分野を選択、2〜4年の「専門発展科目」でより高度な学修を行う。特に3年からは「研究演習」(ゼミ)での学修を中心に自ら選択したテーマについて研究し、4年で卒業論文に結実させる。愛県大を選んだ理由きっかけはオープンキャンパスでフランス語圏専攻の模擬授業に参加したことでした。英語とは異なる言葉の繋がりや響きに興味を抱いたことで、大学でフランス語を学びたいと思うようになり、受験しました。愛県大の魅力・よいところ学生と先生方との距離の近さなど、規模が小さめな大学特有のアットホームな雰囲気が魅力だと思います。また、日本では数少ないフランス語圏アフリカ専門の先生方がいるのも隠れた魅力です!学生生活で頑張ったところ、身についた事今までの学生生活で頑張ったことは、主体的に行動することです。もともと外務省に興味があったため、1年生のうちから海外経験を積みたかったのですが、コロナ禍の影響による制限が多く叶いませんでした。しかしそこで諦めるのではなく地道な情報収集を続け、この派遣員制度というチャンスを掴むことが出来ました。森智水さん 2017年度卒業、県立岡崎高校英語科教員 外国語を通して世界を知り、他者を知ることの喜びを生徒たちに伝えたいという想いを常に持ちながら、現在は英語教員として教壇に立っています。県大で学んだフランス語圏の知識やカナダのモントリオールでの留学経験が視野を広げてくれました。生徒が英語以外の言語や海外に興味を持ってくれること、卒業後に大学で外国語を学び活躍している教え子の話が聞けることは、私の最大の喜びです。大学の授業で読んだサン=テグジュペリの『星の王子様』の一節であるTu deviens responsable pour toujours de ce que tu as apprivoisé.という言葉を胸に毎日生徒に向き合っています。主なカリキュラムフランス語I(基礎/文法/応用/会話)、研究概論(フランス語圏社会/語学/文学・文化)(1・2年次設置)、基礎演習I、学部共通基礎科目(1・2年次設置)主なカリキュラムフランス語II(文法/応用/会話/作文)、基礎講読(フランス語圏社会/文化)、ラテン語、ギリシア語、諸地域言語(ヨーロッパ/アジア諸語)、研究各論(フランス語圏歴史・社会/政治・経済/特殊講義/文学・文化、フランス語学)(2〜4年次設置)、基礎演習II(フランス語圏社会/文化)、学部共通研究各論・学部共通英語科目・関連言語科目(2〜4年次設置)主なカリキュラムフランス語III(会話/作文)、教科教育法(フランス語)、上級講読(フランス語圏歴史・社会/政治・経済/文学・文化、フランス語学)(3〜4年次設置)、上級フランス語(時事/翻訳・通訳)(3〜4年次設置)、研究演習(フランス語学、フランス語圏文学・文化/歴史・社会/政治・経済)(3〜4年次設置)主なカリキュラムフランス語IV(会話/作文)、卒業論文、海外協定大学修得科目(1〜4年次設置)現在のブルキナファソでの仕事・生活現在は大学を休学し、現地の日本国大使館で派遣員として働いています。着任後3週間で軍事クーデターが起こるなど、大変なこともありましたが元気に生活しています。仕事内容は、総務や庶務、日本文化の広報などと非常に多岐にわたります。現地人スタッフへの指示や現地業者とのやり取りではフランス語を用いるため、語学の勉強にも励んでいます。ちなみに最近のマイブームは西アフリカ料理を食べに行くことで、特にアチェケという料理がお気に入りです!愛県大を希望する受験生へのメッセージ県大での学生生活は非常に楽しく、気の合う友人にも出会えると思います。自分を信じて頑張ってくださいね。194年間の学びの流れ県大LIVE 在学生・卒業生インタビューフランス語をゼロから学ぶと共に、フランス語圏についての基礎知識を身につける週4回の「フランス語I」(うち2回はネイティブによる)で、専攻外国語に相応しい運用能力を目指す。他方、各分野の「概論」、「基礎演習I」及び学部共通科目「研究入門」で、フランス語圏を中心とする基礎知識を習得する。フランス語運用能力を更に高め、フランス語圏に関する専門的な学修に取りかかる週4回の「フランス語II」と「基礎購読」で、フランス語運用能力を高める。「基礎演習II」でフランス語テキストに基づくゼミを経験し、各分野の「各論」で専門的な知識を得る。専門的なフランス語に親しみ、「言語・文化」「社会」の2コースに分かれて研究に取り組むネイティブによる「フランス語III(会話)・(作文)」「上級フランス語(時事)(翻訳・通訳)」と「上級講読」で、専門的な語学力を伸ばす。他方、専門分野別となる「研究演習」では、ゼミ形式で特定のテーマを研究する。フランス語運用能力の完成を目指すと共に、専門研究を卒業論文に結実させるネイティブによる「フランス語IV(会話)(作文)」や「上級フランス語」で、エキスパートとしての語学力の完成を目指す。「研究演習」での学修を通して、自分が選択したテーマに関する研究を深め、卒業論文にまとめる。異文化理解に優れ、国際的判断力を発揮できる人材高度なフランス語能力と、フランス本国のみならずアフリカを始めとする他のフランス語圏に関する多角的な知識と分析能力年次年次年次年次卒業後卒業生の声主体的に行動することで、チャンスをつかむことができました。

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