愛知県立大学 Guide Book 2024
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中国学科外国語学部  21世紀はアジアの時代です。その中でも、中国語が使用される中国語圏は、世界で最も経済発展が著しい地域の一つです。したがって、アジアを舞台として活躍するためには、外国語に堪能であるばかりでなく、中国語圏についての異文化理解能力と、国際的視野に立った判断力を持つことが必要です。 この学科では1年次から中国語の基礎を学びはじめ、中国語の学習と並行して中国の言語・民族・文学・文化・歴史・社会・政治・経済について専門的に学びます。2年次後期からは「翻訳・通訳コース」も開設され、ビジネス、観光、医療・福祉の科目やネイティブによる「中国語原語特殊講義」科目を必修にすることで、中国語のさらなるレベル向上を目指します。3年次以降はゼミに所属して指導教員のもとで中国語圏の研究を深めます。 中国学科は、中国語圏さらには中国語圏を基盤としたアジア諸地域を研究・教育の主な対象とし、今後日本との交流がますます盛んになる中国・アジア地域に向き合い、優れた異文化理解能力と国際的判断力を発揮することができる人材の育成を目指しています。 中国学科では多くの学生が留学しています。協定校である南京師範大学、四川師範大学、華東師範大学、東呉大学、静宜大学をはじめ、中国語圏の大学へ飛び出します。なかには、日本学生支援機構(JASSO)が募集する中国政府奨学金留学生に選ばれて留学を果たす学生もいます。留学は、語学修得はもちろんのこと、異文化に触れ、さまざまな人と出会い、将来のことを考える良い機会にもなります。台湾の静宜大学と協定を結び、4年間で県大と静宜大学の2つの大学の学位を取得することができるプログラム(ダブルディグリープログラム)を実施しています。24中國學科学べるチカラ中国学科のさらに詳しい内容はホームページへ高度な中国語運用能力中国語圏・アジア諸地域に関する分析力ビジネス、観光、医療・福祉の中国語中国語圏への留学中国学科|外国語学部

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