愛知県立大学 Guide Book 2024
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1中國學科234澤崎礼さん中国学科翻訳・通訳コース愛知県立瀬戸西高等学校 出身1〜4年で「専攻言語科目」を段階履修し、高度な中国語運用能力を身につける。1・2年の「専門基礎科目」で目的に沿って専門分野を選択、2年後半から翻訳・通訳コースも開設され、3・4年の「専門発展科目」でより高度な学修を行い、卒業論文に結実させる。愛県大を選んだ理由自宅から通いやすかったこと、また学習環境が整っていること。愛県大の魅力・よいところ自然いっぱいのキャンパスで勉強に励むことができます。また、学生自主企画研究や企業とコラボしたプロジェクトも多いので、自ら動けば刺激的な毎日を送ることができます。中国学科は先生方が厳しくも優しく指導してくださるので、語学力の向上が目に見えてわかります。クラスメイトや先輩方との団結力も強いです。学生生活で一番の思い出、頑張ったこと中国語を勉強する以外に、さまざまな活動に参加するよう心がけています。例えば、学生自主企画研究や愛知県の地域づくりプロジェクト、また中国語のスピーチコンテストに参加したりして、たくさんの経験を積むようにしています。学生生活で身についたと感じていること中国語の学習能力はもちろんですが、積極的に行動することの大切さを再確認しました。主なカリキュラム・前期必修科目の中国語I(基礎)(週6コマ)、後期必修科目 中国語I(総合)(週2コマ)、中国語I(会話)(週2コマ)、中国語I(文法作文)(週2コマ)で、中国語を基礎からみっちり身につけます。・基礎演習I(後期、週1コマ)で大学での勉強のしかた、レポートの書き方などを学びます。・他に1・2年科目として研究概論(中国語・言語民族)、研究概論(中国文学・文化)、研究概論(中国歴史・社会)、研究概論(中国政治・経済)があり、2年間にこの4つのうち最低3つを選択して履修します。・学部共通基礎科目(言語研究入門、文学・文化研究入門、政治・経済研究入門、歴史・社会研究入門)からも最低1つを選択して履修します。主なカリキュラム・通年科目の中国語II(総合)(週2コマ)、中国語II(講読)(週1コマ)、中国語II(文法作文)(週1コマ)、中国語II(会話)(週1コマ)で中国語の力を更に高めていきます。・東アジア言語で台湾語,上海語など中国語の方言を学ぶことができます。・後期からはビジネス中国語、観光中国語、医療・福祉中国語も履修できます。・基礎演習II(前期1コマ)では、1年次の基礎演習Iに続いて、ゼミでの文献の読み方,発表のしかたなどを学びます。・1・2年科目の研究概論のほかに、研究各論科目も履修できるようになります。様々な分野について専門的に学ぶことができます。・学部共通各論も4単位必修になっています。主なカリキュラム・中国語IIIの科目(週3コマ)のほかに、時事中国語、ビジネス中国語、応用ビジネス中国語で、中国語の力を更にブラッシュアップしていきます。・ゼミに分かれて少人数で専門分野の分析・発表・討論の力を養います。・引き続き研究各論科目を履修し、興味のある分野を専門的に学びます。・翻訳・通訳演習で翻訳力、通訳力を高めます。中国人の教員が中国語でおこなう原語特殊講義もあります。主なカリキュラム・計画的に卒業論文に取り組みます。ゼミでは卒業論文の中間発表もやります。ゼミ仲間や先生に卒業論文の進行具合を聞いてもらってコメントや助言をもらえます。元長舜さん 2016年度卒業 鈴与株式会社 勤務私は静岡を拠点とした物流企業の東京オフィスに勤務しています。海外とつながりのある仕事をする憧れが子供の頃からあり、刺激のある毎日です。私は中国学科でまず中国語を学び、さらに中国だけでなく東南アジア社会について勉強しました。学生時代に広く外国の言語や文化について学んだことで、海外で働きたいという気持ちは一層強くなりました。私の会社はアジア諸地域にたくさんの拠点を持っており、将来は駐在員として働くことを目標にしています。キャンパスでのおすすめ施設・場所とその理由iCoToBaでは、色んな国の留学生とお話したり、授業を受けることもできます。私は毎週通って、TOEIC対策講座を受けたり、中国人留学生との交流に利用しています。どんな課外活動をしていますか中国語スピーチコンテストで二等を獲得し、その景品で夏に4週間南京大学に留学しました。学生自主企画では、セクシャルマイノリティの人々に目を向け、大学内に「だれでもトイレ」設置する提案を実現しました。卒業後の夢や目標卒業後は中国語の語学能力を活かし、通訳などをしながら日中関係の向上に役立ちたいです。愛県大を希望する受験生へのメッセージ大学生活をいかに充実したものにするかは自分次第です。県大はその夢を十分に叶えることのできる場所だと思います。一緒に県大で楽しいキャンパスライフを送りましょう!254年間の学びの流れ県大LIVE 在学生・卒業生インタビュー中国語の基礎、中国語圏の文化、歴史、社会の基礎を学ぶ中国語の基礎を週6コマの授業でしっかり身につけ、中国語圏の文化、歴史、社会についても学びはじめる。中国語の学習を深め、中国語圏と周辺諸地域の文化、歴史、社会を専門的に学ぶ週5コマの中国語IIで中国語の能力を更に高めます。翻訳・通訳コースは後期から特別クラスで中国語のブラッシュアップを図る。研究各論で言語、文学、文化、歴史、社会、政治、経済についても専門的に学ぶ。更に中国語力を伸ばし、ゼミで中国語圏の研究を深めるゼミに所属して研究を深める。学部課程修了の総仕上げ卒業論文の作成、中国語の各種検定試験への挑戦など、学部課程修了の総仕上げをおこなう。中国・アジア地域に向き合い、優れた異文化理解能力と国際的判断力を発揮することができる人材高度な中国語運用能力、中国語圏、さらには中国語圏を基盤としたアジア諸地域に対する、多角的で構造的な分析能力を活かす。年次年次年次年次卒業後卒業生の声中国語初心者が多いにも関わらず、卒業後にはペラペラ…なんて先輩が多いです。

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