愛知県立大学 Guide Book 2024
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DEPARTMENTOFEDUCATONALANDDEVELOPMENTALSCENCE1234 I I白石真悠さん社会福祉学科愛知県立名古屋南高等学校 出身ゴールは、知識と経験を融合させて、豊かな人間性を身につけること。そこに向かって、まずは基礎的な理論や実践を学ぶことからスタートします。学年が上がるごとに専門性が増し、3年次以降に多くの学生は、社会福祉の現場に出て、ソーシャルワーク実践の経験を積みます。愛県大の魅力・よいところ県大生はまじめな人が多く、落ち着いた雰囲気です。社会福祉学科は人数が少ないため、みんなで授業を受けることが多く、学科のほぼ全員とかかわることができます。ボランティアや福祉施設、講演などの紹介がたくさんあり、授業での学びを深めたり実践したりできる機会があります。また、水曜日の午後に様々な講演、講座などがあり、授業以外も充実しています。学科・専攻の特徴高齢者、子ども、障害者、貧困、社会保障制度といったあらゆる面から社会福祉を学ぶことができます。クラスが分かれる授業・演習では、グループワークや発言する機会が多く設けられており、事例検討、ロールプレイを行うことが多いです。学生生活で一番の思い出、頑張ったこと3年次の養護老人ホームでの社会福祉実習では、事前の準備・学習から実習まで、自分のスキルを高めるために、一番頑張ったと思います。相談員の方の面接技法を学び、相談援助にかかわる多くの方法を学ぶことができました。また、授業の一環で、児童虐待防止について市役所の職員さんにお話を聞きに行ったことも強く印象に残っていることです。日比将矢さん「お勉強だけじゃ現場ではやっていけないよ」とよく耳にします。私の職場でも、勉強で得た知識よりも「考え方」が求められます。しかし、どれだけ良い考え方でも、知識がなければ説得力に欠けてしまうし、根拠のないものになってしまいます。福祉の現場は、確かに勉強だけではやっていけませんが、知識がなければ何もはじまりません。知識は重要な土台なんじゃないかと思います。その大切な土台を学べる場所こそが「愛県大」です。主なカリキュラム心理学概論Ⅰ、心理学概論Ⅱ、医学概論、精神保健学、現代社会論、教育発達学(教育)、教育発達学(心理)、教育福祉学基礎演習、ソーシャルワーク論ⅠA、ソーシャルワーク論ⅠB、ソーシャルワーク演習Ⅰ、社会福祉事業史、社会福祉学概論Ⅰ、子ども家庭福祉論、障害者福祉論、公的扶助論主なカリキュラム文献講読、社会調査法Ⅰ・Ⅱ、ソーシャルワーク論Ⅱ、ソーシャルワーク演習Ⅱ、ソーシャルワーク実習指導Ⅰ、社会保障論、高齢者福祉論Ⅰ・Ⅱ、地域福祉論、児童養護論、児童養護実践論、生涯教育、発達心理学、子ども家庭支援の心理学、臨床心理学Ⅰ・Ⅱ、精神医学、ソーシャルワーク実習Ⅰ主なカリキュラム社会福祉演習Ⅰ、ソーシャルワーク論Ⅲ、ソーシャルワーク実習指導Ⅱ、ソーシャルワーク実習Ⅱ、精神科ソーシャルワーク論、精神保健福祉論Ⅰ、保健医療福祉論、司法福祉論、社会福祉運営管理論、多文化社会論、地域社会学、家族社会学、教育福祉学特殊講義(人間)、教育福祉学特殊講義(社会)、精神保健福祉演習主なカリキュラム社会福祉演習Ⅱ、ソーシャルワーク演習Ⅲ、精神科リハビリテーション学、精神保健福祉論Ⅱ、精神保健福祉援助演習、精神保健福祉援助実習指導、精神保健福祉援助実習学生生活で身についたと感じていることいろんなことにチャレンジすることが第一です。より多くの、また多様な人たちと積極的にかかわることも身についたと感じています。キャンパスでのおすすめ施設・場所とその理由iCoToBa: 外国語学部以外の学生にも英語やその他の言語に触れる機会を設けてくれており、授業では、英語を楽しく学ぶことができます。様々なイベントもあり、留学生と交流することができます。どんな課外活動をしていますか生協学生委員会iris、地域の方と食事を通した交流を進めるサークル「DoNabenet inあいち」で活動していました。愛県大を希望する受験生へのメッセージ県大にはプラスαの学びができる場が多くあり、いろんなことにチャレンジすることができます! 1限は朝早くて大変ですが、充実した大学生活が送れると思います!434年間の学びの流れ県大LIVE 在学生・卒業生インタビュー人文・社会科学の知見を幅広く学ぶと同時に、社会福祉学の全体像を理解する心理学や社会学などを学んで社会や人間を理解するための土台を築きながら、児童福祉論や障害者福祉論などを学んで、社会福祉の基本的な課題を把握できるようにしていく。社会福祉学の専門的な知見を学ぶと同時に、学術的な議論の方法を学ぶソーシャルワーク実践に必要な知識や技術などの習得を目指した専門的な学びが始まる。また、文献講読によって学術論文を読み解き、高度な専門知識を得ながら、学術的な議論の方法を習得できるようにしていく。少人数制のゼミ(社会福祉演習)やソーシャルワーク実習などで専門的な知見を深める自由に選べる1クラス5名程度の少人数制のゼミが始まる。また、希望者は社会福祉士に加えて精神保健福祉士の国家試験の受験資格を修得する。知識と経験を融合させて、これまでの学びの集大成として卒業論文を作成する卒業論文は、ゼミ担当の教員からのきめ細かい指導に加えて、中間報告会などを通して学科所属の全教員からのサポートで作成する。コミュニケーション力や実践力を活かしてあらゆる場所で活躍豊富な知識を土台に福祉の現場で磨いたコミュニケーション力や実践力は、福祉の現場のみならず、民間企業や地域社会でも役立っている。年次年次年次年次卒業後卒業生の声県大にはプラスαの学びができる場が多くあり、いろんなことにチャレンジすることができます!

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