愛知県立大学 Guide Book 2024
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看護学部の特長全国各地の病院などの医療施設や、国際的な組織で活躍できる看護専門職への道が開かれる 医療分野の技術革新は目覚ましく、看護にも高度な実践力が求められています。2025年には団塊の世代が75歳以上となり、医療や介護を必要とする人々が増加すると予想されています。急性期だけでなく、回復期や慢性期、さらに在宅療養など、複雑で多様な看護ニーズに対応できる知識や技術を獲得するには、従来の看護師・保健師・助産師を合わせて4年間の教育では不十分だと言われています。 愛知県立大学看護学部ではこのような社会の要請にい少人数制とシミュレーションモデルを活用した臨床判断と看護技術の教育様々な健康レベルやライフステージ、異文化的背景をもつ看護の対象の多角的理解多様な施設での実習と充実した教員指導体制高い倫理観と豊かな人間性の育成科学的根拠を重視した論理的思考学生充実した教養科目や外国語科目ち早く対応し、助産師に続いて保健師教育も大学院に移行しました。そして、学部の4年間では看護師教育に焦点をあてて、看護師に必要な知識・技術をしっかりと学べるようにしました。例えば、在留外国人への文化的ケア、南海トラフ地震等を視野に入れた災害看護学、海外短期留学等を通じたグローバル人材としての基盤形成など、ユニークな科目も設定し、自信をもって現場で活躍できる高い実践力を備えた看護師を育成します。人々の健康問題について科学的に思考し問題解決を図る能力科学的根拠に基づいて、倫理的態度で看護を実践する能力様々な専門職との連携・協働に必要なコミュニケーションスキルとリーダーシップを発揮する基礎的能力地域に暮らす人々や多様な場で生活する療養者のニーズを理解し、課題解決を図る能力国際的な視野から人々の健康問題をとらえ、健康の保持・増進に寄与できる能力46看護学部の特長

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