愛知県立大学 Guide Book 2024
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1234 I DEPARTMENTOFNURSNG&HEALTH田中芽生さん看護学科愛知県立名古屋西高等学校 出身幅広く対応できる看護師を育成するために、授業は講義、演習、実習が学年進行に従って積み上げ式に学習できるよう体系化されています。また、ICT教材やシミュレーターなどを有効活用し、わかりやすく効果的に展開されます。愛県大を選んだ理由愛知県立大学の人間性を尊重する教育方針に魅力を感じたからです。この大学で学ぶことで、私の目標とするひとりひとりに寄り添い、患者さんを精神面からサポートする看護師になれるのではないかと考えました。また、災害看護学や国際看護学などの愛知県ならではの科目が設置されていることも選んだ理由のひとつです。愛県大の魅力・よいところ、学科・専攻の好きなところ様々な病院や施設で実習が行えることです。愛知県立大学には附属病院がありません。そのため実習先が1つの病院に固定されず、様々な考え方や方針に触れることができます。学科・専攻の特徴(授業やカリキュラム)授業後や長期休暇に実技練習の時間が設けられています。自分の苦手な技術を繰り返し練習することができるので、実習前や実技試験前には頻繁に活用しています。また、実技練習には必ず先生がいてくださるので、分からないことがあってもすぐに質問することができます。主なカリキュラム◆教養教育科目:APU教養コア科目、世界を理解する、地域を掘り下げる、社会に生きる、科学と人間を深める、APU教養特別科目◆専門基礎・関連科目[人体の構造と機能の学]人体解剖学、人体組織学、人体生理学、人体機能学、生化学、看護のための化学と物理学、栄養代謝学、人間工学など[疾病と治療の学]病因論、病理学総論、病理学各論[健康援助の学]看護学習法入門、社会福祉学、医療概論、公衆衛生学、保健行動論◆専門科目[基礎看護学]看護学概論、看護倫理と理論、生活援助技術論、初期体験看護実習主なカリキュラム◆専門基礎・関連科目[疾病と治療の学]臨床検査医学、内科系疾病論、外科系疾病論、老年系疾病論、小児系疾病論、母性系疾病論、精神・神経系疾病論、薬理学[健康援助の学]家族社会学、保健医療統計学、衛生行政論、健康管理学総論、臨床栄養学、看護英語など◆専門科目[基礎看護学]看護アセスメント論、看護過程論、診療援助技術論、基礎看護学実習[母性看護学]母性看護学概論、母性看護方法論[小児看護学]小児看護学概論、小児発達援助論、小児発達援助実習[成人看護学]成人急性期看護学概論、周術期看護方法論、成人慢性期看護学概論、成人慢性期看護方法論[地域・在宅看護学]地域看護学概論、地域看護方法論、国際保健学、在宅看護学概論[老年看護学]老年看護学概論、老年生活援助論[精神看護学]精神看護学概論、精神看護方法論[看護の統合と実践]応用看護技術論:成人主なカリキュラム◆専門基礎・関連科目[健康援助の学]臨床心理学、疫学、保健医療情報学、保健医療情報処理、在留外国人の文化的ケア、健康管理学各論など ◆専門科目[看護管理学]看護管理学概論、患者安全学[母性看護学]周産期看護方法論[小児看護学]小児看護方法論、小児看護学実習[成人看護学]成人急性期看護方法論、リハビリテーション看護方法論、成人急性期看護学実習、成人慢性期看護学実習[地域・在宅看護学]在宅看護方法論、国際看護学[老年看護学]老年看護方法論、老年生活援助実習[精神看護学]精神看護援助論、精神看護学実習[看護の統合と実践]フィジカルアセスメント、応用看護技術論:母性・小児、老年・在宅、災害看護学、災害看護学演習など[卒業研究]看護研究概論主なカリキュラム◆専門科目[看護管理学]看護管理方法論、看護管理学実習[母性看護学]母性看護学実習[成人看護学]成人看護学総合実習[地域・在宅看護学]在宅看護学実習[老年看護学]老年看護学実習[精神看護学]地域精神看護学実習[看護の統合と実践]臨床判断演習、看護学統合演習など[卒業研究]卒業研究、卒業論文学生生活で一番の思い出、頑張ったこと病院での基礎看護学実習です。実際の患者さんを相手に看護を行うことはとても難しく、試行錯誤の毎日でした。しかし、実習最終日に担当させていただいた患者さんが「さみしくなるなあ。」と涙を流してくださり、その時に看護師という職業のやりがいを感じました。学生生活で身についたと感じていること一番はコミュニケーションの取り方です。私は以前までコミュニケーションを取ることが苦手だと思っていましたが、実習を通して患者さんと接することで、自分なりのコミュニケ―ションの取り方を身につけることができました。愛県大を希望する受験生へのメッセージ看護学部はとても忙しいです。しかし、日々の講義や実習を通してかけがえのない仲間ができ、先生方も親身になって指導をしてくださるので、充実した毎日を送っています。県大は本当にいい大学です。受験生のみなさん、県大でお待ちしています!494年間の学びの流れ県大LIVE 在学生・卒業生インタビュー国際性豊かな幅広い教養や豊かな人間性、総合的な判断力を養います。教養教育科目では、外国語や教養科目、健康・スポーツ科目などを他学部生とともに学習します。専門基礎・関連科目では、健康と病気、健康生活に関する基礎知識を学び、専門科目の基礎看護学では、看護学の基礎となる看護の概念や倫理観、基礎看護技術を学習し、11月と2月には病院で実習を行います。人々の健康や健康障害に対する基礎知識と援助方法、最新の治療について学習します。看護の対象をライフステージ別に捉え、各対象の健康の保持増進、予防・健康回復への援助や治療困難な人への援助を学びます。基礎看護学や小児看護学の臨地実習があります。少人数制教育で専門知識と技術を身につけ、看護実践能力を高めていきます。看護技術を基礎から応用へと関連付けて学習できるよう応用看護技術論などを学ぶとともに、在留外国人の理解や災害看護、看護管理など学習が拡がります。後期からは臨地実習が始まります。総合的な臨床判断能力と看護実践能力、看護を科学する能力を身につけます。前期の実習が終わると、これまでの学びを統合し看護実践能力をさらに高める演習を行います。卒業研究や国家試験対策に取り組みます。看護師として活躍する。助産師、保健師、専門看護師、看護管理者、教育研究者への道が開けます。看護学を活かせる場所は多彩です。卒業生は全国各地の病院などの医療施設や、国際的な組織で活躍しています。さらに、大学院で学ぶことができます。本学学部生を対象に、本学大学院看護学研究科博士前期課程への学力試験免除制度もあります。年次年次年次年次卒業後講義や実習でとても忙しい毎日ですが、目標とする看護師に近づいていることを実感しています。

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