愛知県立大学 外国語学部ハンドブック
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2013年度卒業伊藤亜衣 さん2015年度卒業石井 俊 さん卒業生の声私は、国内外のメディアにニュースを配信する通信社の記者として、事件事故やイベントの取材を主に担当しています。現場に行き、様々なひとに話を聞き、記事を書く。毎日違う仕事ができる記者の仕事はとても楽しいです。もちろん痛ましい悲しい事件や事故の取材もあります。「伝える」ことで何かが変わると信じて、伝え続けていきたいと思っています。私は愛知県立大学で教養を中心に幅広い分野を学びたいと思い、国際関係学科を専攻しました。そして他の大学院でジャーナリズムを専攻して、共同通信社に入社しました。大学4年間では、講義で知識を得たことはもちろんですが、なにより「ひと」との関わり合いのなかで多くを学んだと思います。在学中はたくさんの教職員の方々にお世話になりました。他愛もない話から進路の相談まで、授業外でも熱心に話をしてくださいました。愛知県立大学の財産は「ひと」だと思います。いま第一志望だった共同通信社の記者として働けているのは、大学4年間の経験がとても大きいと思っています。みなさんも少し厚かましいくらいに研究室のドアをノックしてみてください。共同通信社高校時代から地元事情にも海外事情にも興味があった私には、愛知県に根ざした国際関係学科はピッタリの学科でした。同じ趣味趣向の仲間たちや親身で熱心な教員の皆さんに「育てられ」、地方同士を飛行機で結び、地域活性化に貢献する「地域航空会社」に就職しました。旅行や仕事、帰省など「移動」を支える交通機関は社会のインフラです。そんな事業に携わるには、あらゆる事象を「ミクロ」と「マクロ」の双方の視点から思考できるセンスが強みとなります。卒業から10年近く経ちますが、大学生活で養った見識は、そうした意味で今の仕事に役に立っている、と日々感じます。フジドリームエアライン39

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