●2009.「セデック語」.中川裕監修『ニューエクスプレス・スペシャル 日本語の隣人たち』.東京:白水社.10‒29.■授業科目 ■専門・専攻領域 言語学、北欧語学、言語変化・言語接触■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 言語学、形態論、台湾原住民諸語■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 ドイツ語学・文法、テクスト言語学、統語論■最終学歴 ■学位 業績 ●分化の動機としての制約の文法化(2009) 愛知県立大学外国語学部紀要41号 ●言語と系統関係Ⅰ(2008) 愛知県立大学外国語学部紀要40号 ●アイスランド語史における動詞非定形要素位置変化の意味(2006) 日本アイスランド学会会報25号業績 ●2012. Goal Voice and Conveyance Voice of Seediq. In Nakamura and Kikusawa (eds.) Obʲectivization and Subʲectivization: A Typoˡoɡy of Voice Systeⅿs. Senri Etʰnoˡoɡicaˡ Studies ₇₇. Osaka: National Museum of Ethnology. 77‒95.業績 ●「形容詞abhängigと前置詞格目的語の実例」『外国語学部紀要』第53号、2021 ●「形容詞angesehenおよびangewiesenと前置詞格目的語の実例」『外国語学部紀要』第54号、2022 ●「形容詞ähnlich他と前置詞格目的語の実例」『外国語学部紀要』第55号、2023言語学・諸言語研究東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 博士課程単位取得退学文学修士・修士(学術)言語学・諸言語研究東京大学大学院人文社会科学研究科博士(文学)言語学・諸言語研究早稲田大学大学院文学研究科 博士後期課程ドイツ文学専攻単位取得満期退学文学修士(早稲田大学) ●A descriptive and morphosyntactic study on Kinnauri(2),2004‒2007年度文科省科研費報告書(代表者 高橋慶治)、 ●「キナウル語の名詞句構造と修飾構造」 池田巧(編)『シナ=チベット系諸言語の文法現象1:名詞句の構造』京都:■授業科目 言語学・諸言語研究■専門・専攻領域 キナウル語記述研究■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 フランス語学■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 英語学、言語学、統語論、意味論■最終学歴 ■学位 業績 ●ʻOn the deictic patterns in Kinnauri (Pangi dialect)ʼ In R. Bielmeier and F. Haller eds., Linguistics of the Himalayas and 業績 ●『フランス語における有標の名詞限定の文法』早美出版社[2004年] ●『プログレッシブ仏和辞典』(第2版)小学館(執筆協力)[2008年] ●『トライ!フランス語』駿河台出版社(共著)[2009年] ●『グラメール・ナポ』朝日出版社(共著)[2014年]業績 ●「日本人が使えない英語の重要フレーズ125」、共著、2009、研究社 ●「日本人の知らない英語必須フレーズ150」、共著、2006、研究社 ● A Promotion Analysis of Japanese Relative Clauses, English Linguistics, vol.23: 1, 113‒136, 2006.京都大学大学院博士後期課程研究指導認定退学京大博士(文学)言語学・諸言語研究筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程博士(言語学)現代英語学研究、言語文化研究特講(博士後期課程)オックスフォード大学大学院一般言語学学科博士課程D. Phil15研究内容・教育方針 研究内容:近年は言語接触について、その社会的な側面はもとより、言語内的な現象の分析まで視野に入れて考察を重ねている。また文法化現象を中心とした言語変化の観察にも研究上の重点を置いている。両者は無関係ではなく、これについて、言語活動は人間というエージェントが行なっていることや人間の行為の特性が言語に反映されていることなどを踏まえ、統一的な解釈の可能性を探っている。 教育方針:いずれにせよ受講生の自発的参加が重要であり、自分で考えるという態度を求める。そのためにも読解力は重要である。言語接触の分野はドイツの研究者によって開拓された分野であり、またヨーロッパにおける言語接触の研究にはフランス語の文献が必須である。また関連する分野においての基本的文献は英語で書かれている。このためまず基礎トレーニングとして文献を読む力をつける必要がある。指導はそれを前提として行なう。研究内容・教育方針 私の専門分野は言語学で,特に興味があるのは,形態論,統語論,言語類型論である。台湾に野外調査に出かけて台湾原住民の言語の記述に取り組んでいる。台湾原住民の言語は,若い世代がその言語を話せなくなっている。つまり,消滅の危機に瀕している。それを再活性化させていきたい,と考える人たちもおり,言語学者としてそれを支援するのも課題の一つである。 指導学生には,自分が興味を持った言語を一つ選んで,現地調査に赴くなどして,言語の記述に挑戦してほしい。それを演習形式の授業で発表し,論文に仕上げてもらう。調査で得た資料を分析し,言語を記述するのに必要な知識,技量はたくさんあり,授業ではそれもしっかり学んでほしい。その言語あるいは周辺の言語の先行研究を踏まえることももちろん重要である。研究内容・教育方針 伝達価値と言語表現、テクストの構造、文の統語構造を研究テーマとしています。テーマ・レーマ、新旧情報、焦点などの伝達価値に関わる要素が、どのような形で言語表現(文の統語構造、テクストの構造)に影響を与え、反映されるのかを考察しています。具体的には、代名詞、冠詞、語順、相関詞などが研究対象となります。さらに、これらの要因がテクストにどのような形となって現れるのかも、研究課題です。また、前置詞格目的語を支配する形容詞と相関詞、述語形容詞が用いられた文などの統語構造も研究対象としています。授業では、主にドイツ語のさまざまな文の構造を依存関係文法の観点から、また語順を統語論とテクスト言語学の観点から考察していきます。研究内容・教育方針 私の専門分野は野外調査による言語記述です。対象とする言語はチベット・ビルマ諸語の一つであるキナウル語であり、この言語はインド北西部のヒマーチャル・プラデシュ州キナウル地区で話されています。言語の記述では、その言語がどのような発音や単語をもち、どのような文法体系をもっているかを明らかにすることを目標とします。私の教育方針は、学生が自分で研究できる力をつけるようにすることです。そのため、学生には自分の考えを発言するように求めます。むろん、その考えは言語学的な発想に基づく必要があります。思いつきではなく、十分根拠のある発想を得るためには、その背景となる知識が必要です。したがって、学生には関連図書をなるべくたくさん読んでいただきたいと思います。Beyond, Berlin: Mouton de Gruyter, pp.341‒54, 2007/11.2008年3月。京都大学人文科学研究所,pp.155‒70. 2016/3研究内容・教育方針 現代フランス語における冠詞の機能について研究しています。冠詞の一見特殊なように思われる用法のメカニズムや冠詞の有無による解釈の違いなどについて考察を行っています。 大学院の授業では、専門である冠詞等による名詞限定の問題を中心に扱う予定ですが、受講者の研究テーマや興味対象を考慮し、さまざまな言語現象について柔軟に取り上げていきたいと思っています。できるだけ活発に意見交換ができるよう、アットホームな雰囲気の授業を目指します。研究内容・教育方針 研究内容:英語と日本語をはじめ、自然言語の統語構造と意味構造に興味があります。統語構造というと何か? 文法と同じもの? と考える人もいるかもしれませんが、20世紀に入り、我々の話す文というのは、さまざまな移動を経て、最終段階が発音となって現れているものということがわかり、その結果、自然言語に対する理解が深まりました。私の研究は、その中でも WH 移動というものに中心を置いてきましたが、最近はboth A and B, either A or BのようなCoordination の構造や「(し)たい」、「(し)たがる」、「自分」などの文脈に依存する指示語にも興味があります。 教育内容:英語又は日本語で書かれた本や論文を読み、英語をはじめ様々な言語の特徴的な現象を観察・理解したうえで、論文の主張をまとめ、発表してもらいます。さらには、問題点を指摘し、最終的に自分なりの主張を持てるようになることを目標とします。櫻井 健 教授 [さくらい たけし]月田 尚美 教授[つきだ なおみ]人見 明宏 教授[ひとみ あきひろ]高橋 慶治 教授[たかはし よしはる]長沼 圭一 教授[ながぬま けいいち]森田 久司 教授[もりた ひさし]
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