●“A Failure of Constitutional Revolutions in Central Asia: Traditionalism, Nominalism, and Rights” in Aziz Ismatov, Herbert Kuepper, and Kaoru Obata (Eds) Dynaⅿics of Conteⅿporary Constitutionaˡisⅿ in Eurasia: ʟocaˡ ʟeɡacies and ɢˡobaˡ Trends, Berliner Wissenschafts-V, 2022 ●「ウズベキスタン1992年憲法制定過程における歴史的文脈の影響」ɴaɡoya University Asian ʟaʷ ʙuˡˡetin, Vol. 7、2022■授業科目 ■専門選考領域 考古学、東西文化交渉史■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 比較文化、法と社会■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 人文地理学、歴史地理学■最終学歴 ■学位 業績 ●単著『ガンダーラ彫刻と仏教』京都大学学術出版会、2016年 ●単著「年代判定の─指標としてのカローシュティー文字の形態」『西南アジア研究』90、2020年 ●単著「玄奘が見たタキシラの都城と仏塔」『オリエント』64‒2、2022年業績 ●『論文から学ぶ地域調査』 (共著)ナカニシヤ出版、2022年 ●『古地図で楽しむ尾張』(共著)風媒社、2017年 ●『ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 資源と生業の地理学』(共著)海青社、2013年 ●『歴史と環境─歴史地理学の可能性を探る』(共著)花書院、2012年比較考古学研究京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了博士(文学)比較文化研究名古屋大学大学院法学研究科博士後期課程修了博士(比較法)歴史地理学研究、歴史地域研究特講(博士後期課程)名古屋大学大学院環境学研究科 博士後期課程修了博士(地理学)■授業科目 ■専門・専攻領域 社会学 地域・文化・観光・環境■最終学歴 ■学位 ■授業科目 ■専門・専攻領域 人文地理学、地理思想史■最終学歴 ■学位 業績 ●「地域社会の共同性の創出─徳島県の環境問題の経験から─」『ソシオロジ』43(3)、1999 ●「リゾート期における村の選択─湖西の事例から─」『観光と環境の社会学』新曜社、2003 ●「神仏分離と文化破壊─修験宗の現代的悲喜」『国家と宗教』(上)、2008 ●「原生林」の誕生─「自然」の社会的定義をめぐって─」『都市の憧れ、山村の戸惑い』晃洋書房、2017業績 ●『帝国日本と地政学─アジア・太平洋戦争期における地理学者の思想と実践』清文堂出版、2016 ●「深圳における越境通学者の発生要因と現状」『愛知県立大学日本文化学部論集』12、2021 ●「百年前の日本の地理学(1)~(5)」『地理』67‒1~12、2022現代社会研究京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学博士(文学)人文地理学研究京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学博士(文学)28研究内容・教育方針 主にパキスタンやアフガニスタンの歴史と文化の検討を通じた、ユーラシア大陸の東西文化交渉の歴史を研究しています。仏教の要素が深く浸透する日本の歴史文化とは何なのかを考える上で、仏教が興隆したパキスタン・アフガニスタン地域の歴史や文化の検討は不可欠です。研究の手法として、物質資料に基づく考古学の方法論を採用しています。 パキスタンやアフガニスタンは、治安が悪く、地理的にも遠く離れ、イスラーム教が信仰される点で文化的にも日本からは遠い存在ですが、日本の歴史や文化を考える上で無視することのできない地域です。日本の社会に、この地域の歴史や文化を知ることの重要性を伝えていきたいと思います。研究内容・教育方針 私の出身国であるウズベキスタンは、ロシア革命後、ソ連に編入され、社会主義理念にもとづいた法思想が構築されました。約70年間のソ連時代を経て、ウズベキスタンは独立し、民主化に向かいました。その中で、西洋的な思想を取り入れつつ、ソ連形成前の伝統的な価値観が復活・再構築し、さらに社会主義的な思考も残っています。このようなハイブリッドな社会は、ウズベキスタンのみならず、他のアジアの国にも存在しており、それらの国との比較を通して、法や社会を取り巻く課題を明らかにしようとしています。 私は、日本とは異なる社会で育ち、東側陣営の国で教育を受けました。学生には、国際社会で起きているあらゆることに関して、歴史を一方の側面からだけでなく、別の側面に立つことを意識してほしいと思っています。業績 ●“Hidden Statelessness Dimensions of State Succession in Central Asia: Transit to a Solution for Stateless Trans-Border Wives and Children” in Michelle Foster, Jaclyn Neo, and Christoph Sperfeldt (Eds): Stateˡessness in Asia, Cambridge University Press, 2024年3月研究内容・教育方針 近世・近代の産業を対象とし、地域の変容、様々な危機に対する産業従事者の対応について検討しています。これまで北海道鰊漁業を対象とし、漁獲量の激減に対する地域や人々の対応を、経営帳簿・漁夫名簿・日記等の史資料の分析や聞き取り調査をもとに検討してきました。また、織物業や農業についての研究を進めています。院生には、時間と空間の両視点から、地域を立体的に考えることができるよう指導していきたいと考えています。なお、日本には、その土地もしくは遠く離れた結びつきのある土地の歴史を伝える史資料が、各地に眠っています。それらを丁寧に読み解くことで、新たな事実の発見にもつながります。GISを用い、史資料から得られる情報を地図化し、分析することも一つの方法です。フィールドワークを重視し、各地に残っている史資料を探し、そこから見いだされる新たな地域像を、一緒に読み解いていきたいと思います。研究内容・教育方針 地域社会の生活世界における社会文化的諸問題について研究を進めてきた。環境についての社会問題(生活環境改変とそれへの対応)から始まり、観光(観光開発やそれによる地域社会変容)や地域文化(伝統文化や民俗文化)などの関連する事項についてと研究対象の幅を拡げてきた。 地域社会研究にはいろいろな手法があるが、現場(フィールド)をたずね、そこから学ぶことが地域社会を知り、考える上で重要であるという立ち位置を確保しながら、どのような理解や思考が可能であるかを試行錯誤しながら共に考えてゆきたいと考えている。研究内容・教育方針 研究内容:人文地理学、特に地理思想史の研究をしています。 最初は、戦前日本における地政学の受容と展開について研究していました。そこから徐々に関心が広がり、現在では〈近代日本の空間編成・空間認識〉をテーマとして研究を進めています。様々な地理的知(風景論、景観論、郷土研究、観光、探検・冒険、都市計画、国土計画、地政学など)が各時代と地域の文脈の中で果たした役割の検討を通じて、現代の私たちが生活する空間がいつどのように生み出されたかを明らかにしようとしています。 教育方針:「好きこそものの上手なれ」という言葉があります。大学院に入学する人は、とにかく熱中できる何か好きなものがなくてはならないと思います。しかし好きなだけではダメで、それを〈研究〉として説得力のある形で発信するには、学問的な手続きを踏まなくてはなりません。大学院で身に付けるべきものは、そのノウハウだと思います。それを丁寧に指導していきます。Aziz Ismatov 准教授 [イスマトフ アジズ]内記 理 准教授[ないき さとし]服部 亜由未 准教授[はっとり あゆみ]井戸 聡 教授 [いど さとし]柴田 陽一 准教授[しばた よういち]
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