●2012. Goal Voice and Conveyance Voice of Seediq. In Nakamura and Kikusawa (eds.) Obʲectivization and Subʲectivization: A Typoˡoɡy of Voice Systeⅿs. Senri Etʰnoˡoɡicaˡ Studies ₇₇. Osaka: National Museum of Ethnology. 77‒95. ●2009.「セデック語」.中川裕監修『ニューエクスプレス・スペシャル 日本語の隣人たち』.東京:白水社.10‒29. ●「形容詞 ähnlich 他と前置詞格目的語の実例」『外国語学部紀要』第55 号、2023 ●「形容詞 aufmerksam と前置詞格目的語の実例(1)」『外国語学部紀要』第 56号、2024 ●「形容詞 aufmerksam と前置詞格目的語の実例(2)」『外国語学部紀要』第 57号、2025 ●「中国語の「動詞転成ヒト名詞」」『古川裕教授栄退記念 中国語学・教育研究論文集』白帝社,pp.193‒210, 2025年 ●「日本における中国語景観の現状─日本語景観からの中国語翻訳の考察を中心に─」『愛知県立大学大学院国際文化研究科論集』第25号,pp1‒24, 2024年 ●「中医学由来の中国語 “上火” の和訳に関する研究」,『ことばの世界』第 13号, pp.23‒41, 2021年 ●「从“门帘”、“门帘子”、“门帘儿”的语义和结构谈起」,『中国語研究』,白帝社, 第59号,pp.67‒82,2017年 ●「「2+1」型三音節複合名詞の二音節語基」,『杉村博文教授退休記念中国語学論文集』白帝社,pp.236‒257,2017年 ●『フランス語における有標の名詞限定の文法』早美出版社[2004年] ●『プログレッシブ仏和辞典』(第2版)小学館(執筆協力)[2008年] ●『トライ! フランス語』駿河台出版社(共著)[2009年] ●『グラメール・ナポ』朝日出版社(共著)[2014年] ● ●「日本人が使えない英語の重要フレーズ125」、共著、2009、研究社 ●「日本人の知らない英語必須フレーズ150」、共著、2006、研究社 ● A Promotion Analysis of Japanese Relative Clauses, English Linguistics, vol.23: 1, 113‒136, 2006. ●[単著]『モダリティ表現にまつわる事実性の意味論』弘学社,2018年. ●[共著]「行為促進型表現における語用論的人称ストラテジー ─公共掲示物におけるレトリックの日仏語対照─」『比較文化研究』第141号, pp.43‒54, 2020年 . ●[単著]「法助動詞 devoir と pouvoir の陳述に関わる意味効果:語用論的観点からの分析」,『フランス語学研究』第49号,pp.43‒64︐ 2015年. ●[共著]« Maximiser la motivation des étudiants par un choix adéquat des examens », ʀevue ʲaponaise de didactique du français, Vol.10, pp.45‒61, 2015年.■授業科目 ■専門・専攻領域 言語学、形態論、台湾原住民諸語■最終学歴 ■学位 研究内容・教育方針 私の専門分野は言語学で,特に興味があるのは,形態論,統語論,言語類型論である。台湾に野外調査に出かけて台湾原住民の言語の記述に取り組んでいる。台湾原住民の言語は,若い世代がその言語を話せなくなっている。つまり,消滅の危機に瀕している。それを再活性化させていきたい,と考える人たちもおり,言語学者としてそれを支援するのも課題の一つである。 指導学生には,自分が興味を持った言語を一つ選んで,現地調査に赴くなどして,言語の記述に挑戦してほしい。それを演習形式の授業で発表し,論文に仕上げてもらう。調査で得た資料を分析し,言語を記述するのに必要な知識,技量はたくさんあり,授業ではそれもしっかり学んでほしい。その言語あるいは周辺の言語の先行研究を踏まえることももちろん重要である。業績■授業科目 ■専門・専攻領域 ドイツ語学・文法、テクスト言語学、統語論■最終学歴 ■学位 研究内容・教育方針 伝達価値と言語表現、テクストの構造、文の統語構造を研究テーマとしています。テーマ・レーマ、新旧情報、焦点などの伝達価値に関わる要素が、どのような形で言語表現(文の統語構造、テクストの構造)に影響を与え、反映されるのかを考察しています。具体的には、代名詞、冠詞、語順、相関詞などが研究対象となります。さらに、これらの要因がテクストにどのような形となって現れるのかも、研究課題です。また、前置詞格目的語を支配する形容詞と相関詞、述語形容詞が用いられた文などの統語構造も研究対象としています。授業では、主にドイツ語のさまざまな文の構造を依存関係文法の観点から、また語順を統語論とテクスト言語学の観点から考察していきます。業績■授業課目 ■専門・専攻領域 語構成論、生成語彙論、日中対照言語学■最終学歴 ■学位 研究内容・教育方針 中国語学。その中でも「語構成論」、「名詞」特に「三音節語」が主な研究分野である。現代の中国語学においては「語」の研究は「文」の研究ほどには盛んではない。「名詞」研究もほかの品詞に比べ、乏しい。また、「三音節語」研究については、中国では「対を良しとし、偶を尊ぶ」という通り、「二音節語」研究ほどには重視されていない。しかし、私はこれらの研究分野は今後大いに深められ、重要性を増していくだろうと確信している。また新たな研究分野として、中国語の言語景観、翻訳論、社会言語学なども射程に入れている。 大学院生には、研究者の卵として、各々の言語現象をミクロ的に掘り下げていくのと同時に、常にマクロ的な視点を忘れないように心掛けてもらいたい。自らが研究している言語現象について、それが言語体系の中でどのような位置付けにあるのか、目を配りつつ、点から線へ、線から面へと研究を継続してほしい。研究能力の養成に力点を置き、授業を進めたい。業績AICHI PREFECTURAL UNIVERSITY ■授業科目 ■専門・専攻領域 フランス語学■最終学歴 ■学位 研究内容・教育方針 現代フランス語における冠詞の機能について研究しています。冠詞の一見特殊なように思われる用法のメカニズムや冠詞の有無による解釈の違いなどについて考察を行っています。 大学院の授業では、専門である冠詞等による名詞限定の問題を中心に扱う予定ですが、受講者の研究テーマや興味対象を考慮し、さまざまな言語現象について柔軟に取り上げていきたいと思っています。できるだけ活発に意見交換ができるよう、アットホームな雰囲気の授業を目指します。業績■授業科目 ■専門・専攻領域 英語学、言語学、統語論、意味論■最終学歴 ■学位 研究内容・教育方針 研究内容:英語と日本語をはじめ、自然言語の統語構造と意味構造に興味があります。統語構造というと何か? 文法と同じもの? と考える人もいるかもしれませんが、20世紀に入り、我々の話す文というのは、さまざまな移動を経て、最終段階が発音となって現れているものということがわかり、その結果、自然言語に対する理解が深まりました。私の研究は、その中でも WH 移動というものに中心を置いてきましたが、最近は both A and B, either A or B のような Coordination の構造や「(し)たい」、「(し)たがる」、「自分」などの文脈に依存する指示語にも興味があります。 教育内容:英語又は日本語で書かれた本や論文を読み、英語をはじめ様々な言語の特徴的な現象を観察・理解したうえで、論文の主張をまとめ、発表してもらいます。さらには、問題点を指摘し、最終的に自分なりの主張を持てるようになることを目標とします。業績■授業科目 ■専門・専攻領域 フランス語学、認知言語学、意味論、語用論■最終学歴 ■学位 研究内容・教育方針 現代フランス語のモダリティ表現について研究しています。主に、いくつかのモダリティ表現が事実性を表すことに着目し、そのメカニズムと談話での意味効果を、人間の事態認知の観点を取り入れながら、意味論的また語用論的に探っています。また、日本語などと比較対照しながらモダリティ表現の意味効果のしくみと言語間の相違をあぶり出すことと、意味論と語用論の接点の問題を追求することも課題としています。 授業では、日本語やフランス語(場合によっては英語)で書かれた論文を読み、基礎的な理論的枠組みの理解をすすめつつ、その論文の主張をまとめてもらいます。さまざまな言語現象における課題を確認しつつ、自分の主張へと繋げられるようにすることが目標です。業績言語学 ・ 諸言語研究東京大学大学院人文社会科学研究科博士(文学)言語学 ・ 諸言語研究早稲田大学大学院文学研究科 博士後期課程ドイツ文学専攻単位取得満期退学文学修士(早稲田大学)中国語学研究大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了博士(言語文化学)言語学 ・ 諸言語研究筑波大学大学院文芸・言語研究科博士課程博士(言語学)現代英語学研究、言語文化研究特講(博士後期課程)オックスフォード大学大学院一般言語学学科博士課程D. Phil言語学 ・ 諸言語研究大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程 単位取得満期退学博士(言語文化学)15月田 尚美 教授[つきだ なおみ]人見 明宏 教授[ひとみ あきひろ]袁 暁今 准教授[えん ぎょうきん]長沼 圭一 教授[ながぬま けいいち]森田 久司 教授[もりた ひさし]岸本 聖子 准教授[きしもと せいこ]
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