1234III DEPARTMENTOFNFORMATONSCENCEANDTECHNOLOGY1年次に情報科学の基礎として数学やコンピュータの利用方法、プログラミングを学び、2年次ではソフトウェアを取り巻く理論・技術を学ぶとともに、実験が始まります。3年次では4コースに分かれて各分野の理論を深め、4年次ではこれまでに習得した知識をもとに卒業研究に取り組みます。 坂祥太朗さん 2019年卒業 トヨタ自動車勤務 情報科学部ではコンピュータなどに関する講義だけでなく、プレゼンテーションに関する講義などもあり、幅広い分野の知識を得ることができます。そうした大学生活を通じて就職活動では、自分が社会に出て何を成し遂げたいのかを考え、目標を立てました。SPIの勉強や面接対策などで決して楽ではないですが、自分の目標のためなら、苦になりませんでした。私には輝かしい経歴や経験はありませんが、面接では、どのように考え行動し、その結果を自分の成長にどう繋げたかを話せるよう準備しました。大学生活では小さなことでも、みんながやっているからではなく、自分の意思をもって決断をしていけば就職活動にも活きると思います。微分積分Ⅰ/Ⅱ、線形代数Ⅰ/Ⅱ、離散数学Ⅰ/Ⅱ、論理回路論、コンピュータアーキテクチャⅠ、情報社会の法と倫理、コンピュータリテラシ、プログラミングⅠ/Ⅱ、アルゴリズムとデータ構造Ⅰ、プロジェクトベースドラーニングⅠ/Ⅱ応用数学、確率・統計Ⅰ/Ⅱ、コンピュータアーキテクチャⅡ、オペレーティングシステム論、情報システム分析、プログラミングⅢ/Ⅳ、数値解析Ⅰ、アルゴリズムとデータ構造Ⅱ、形式言語とオートマトン、知識情報処理論、情報理論、符号理論、情報科学実験Ⅰコンピュータネットワーク論、データベース論、ソフトウェア工学、ヒューマンインターフェース論、プログラミングⅤ、パターン情報処理論、画像処理論、デジタル信号処理論、通信ネットワーク、情報セキュリティ論、センシング論、データサイエンス、シミュレーション数理、システム同定論、コンテンツデザイン、音声・音響情報処理論、自然言語処理、機械学習、知能ロボティクス、ロボットモーション、情報科学実験Ⅱ、情報科学セミナーメディアプレゼンテーション論、通信理論、分散システム論、数理モデル化と問題解決、コンピュータグラフィックス、コンピュータビジョン、ロボットインタラクション、卒業研究Ⅰ/Ⅱ情報科学を支える最も基本的な科目である数学を中心に学ぶと共に、コンピュータの使い方について学び、次年度以降の知識習得のための基礎を築きます。数理的な基礎となる線形代数、微分積分、離散数学をはじめとして、情報科学の入り口となるコンピュータリテラシ、プログラミング、論理回路、情報社会の法と倫理等を学びます。年次年次情報システムコースでは、ネットワーク、セキュリティ、並列分散処理、センサー等に関する知識を、シミュレーション科学コースでは、システム同定、数理モデル化、ビッグデータ処理、センシング等に関する知識を、知能メディアコースでは、情報コンテンツ、視聴覚情報処理、知識情報処理、言語情報処理等に関する知識を、ロボティクスコースでは、ロボット運動制御、システム統合技術、自律システム、知的情報処理等に関する知識を身につけます。年次配属された研究室で個別課題に取り組み、卒業研究として論文にまとめます。入学以来培ってきた情報科学の知識を総動員して、最新の専門機器を駆使しながら、これまでに誰も解いたことのない問題の答えを、自らの力で探し出します。年次卒業後野村 光さん情報科学科愛知県立西春高等学校 出身愛県大を選んだ理由父親の影響で幼い頃からロボットやプログラミングに興味があり,自分自身数学が得意であったことから情報系への進学を決めました.自宅からの距離はありましたが,綺麗なキャンパスと,学部の勉強に加えて教員免許が取得できるところに魅力を感じました.学科・専攻の特徴学校が開いている時間ならいつでも使える演習室があり,またパソコンの貸し出しなどもしてくれるため,自分のパソコンがなくても困ることはありません.また,プログラミングの授業では座学と実技が別れているので,理解したことがすぐ身になる感覚をもてます.数学の科目が多いので,レポートよりも試験が多いのが特徴です.趣味・特技エレクトーン・□解きどんな課外活動をしていますかSSL(RoboCup Soccer Small-size League)のチームであるRoboDragonsに所属しています.可愛いサッカーロボットと日々戯れながら研究・開発を行っています.3Dプリンターなど充実した研究設備と,頼れる先輩達がいる魅力あふれる環境です.2年の夏にフランスでの世界大会に参加し,とてもよい経験をすることができました.愛県大を希望する受験生へのメッセージ私は大学に入ってからプログラミングについて学びはじめましたが,途中で挫折することなくここまで成長することができました.そこには,頼れる仲間や親身な先生など,初心者でもとても学びやすいステキな環境があるからです.情報科学に興味がある人,愛県大でお待ちしています.574年間の学びの流れコンピュータを使った講義が充実しているので、知らず知らずのうちに高度な情報スキルが身につきます。卒業生の声主なカリキュラム主なカリキュラム主なカリキュラム主なカリキュラム数学を中心に学んで、基礎を固めるプログラミング技術を身につけ、情報科学の扉を開く数学の知識を深めると共に、プログラミングを取り巻く理論・技術について学び、情報科学における諸問題を解決するための準備を整えます。具体的には、プログラミング、形式言語とオートマトン、アルゴリズムとデータ構造、情報理論、コンピュータアーキテクチャ、代数、確率統計等を学びます。また、後期からは情報科学実験Iが始まります。4つのコースに分かれて、各分野の知識を深める卒業研究に取り組み、総合的思考力を磨く優れた就職実績卒業生は優良企業を中心に各業界で活躍しています県大LIVE 在学生・卒業生インタビュー
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