2|顔の見える異文化交流|2ブラジル・日本研究国際学会で院生・教員・学長9名が発表しました!! 第12回ブラジル・日本研究国際学会が開催され(2018/8/28-30)、県大からは総勢9名(院生2名、教員6名、学長)が参加しました(於サンパウロ州カンピーナス州立大学)。 これほど多くの発表者は県大チームだけで、しかも院生が優秀賞を獲得しましたので、ブラジルの学界に本学の存在を大いにアピールすることができました。 私は最終日の基調講演を務めました(「日本の俳諧・俳句からブラジルのハイカイへ」)。ブラジルには世界的に見て独特の豊かな俳句文化があり、それが北半球では全く知られていないことなどを紹介したところ、ブラジルの方々は大変、驚き、喜んで下さいました。ブラジルでも、このことは意識されていなかったのです。 外側から見たり見られたりして初めて気づくというのはよくあることですが、異文化交流の面白さは、たとえばこんなふうにして相手とつながっていくところにあると思うことでした。学長 久冨木原 玲
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