愛知県立大学 学報 2021 vol.8
2/12

タシケント国立東洋学大学「学生フォーラム」に本学大学院生が参加  大学院博士後期課程の加藤徳人さん、大曽基宣さんがウズベキスタンのタシケント国立東洋学大学が主催する国際フォーラムで発表しました。加藤さんは、英語で日本の選択的夫婦別姓の問題について発表し(演題“Asian Values” in the Perception of Human Rights in Japan)、大曽さんは,日本の子どもにおける睡眠教育について発表しました(演題Ⅰssues in Japanese Children's Lifestyles and Sleep Education)。発表後、「海外の異分野の参加者にも理解されるよう努めることの難しさと大切さを学びました」(加藤)、「海外の学生の流暢な日本語に刺激を受けました」(大曽)、と語っていました。学生・教員の活動1 教育福祉学部社会福祉学科と日本文化学部歴史文化学科の連携で、オンライン開催となったSDGs AICHI EXPO2020にパネル展示で参加しました。企業や大学を含めた諸団体の間の連携を深めることでSDGsへの理解を広めることを目的とした企画で、本学では「子ども食堂」をテーマに、貧困の問題とその取組に迫りました。 社会福祉の分野からは、子ども食堂を盛り上げるための活動の一環として企業への意識調査を実施し、歴史文化の視点からは子どもの貧困の実態の解明に向けて取り組みました。異なった視点から同じテーマに接近することで、互いに新たな発見がありました。視点の違いを最終的にうまくつなぎ合わせるまでには至りませんでしたが、今後もさらに歩み寄り続けることで、今回の学びを発展させる展望を描いています。2学部合同で参加したSDGs AICHI EXPO2020-社会福祉と歴史文化からのアプローチ-国際文化研究科国際文化専攻博士後期課程 加藤徳人さん、人間発達学研究科人間発達学専攻博士後期課程 大曽基宣さん

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る