愛知県立大学 学報 2023 vol.12
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特色ある取組み42022年日系ブラジル人作家オスカール・ナカザト氏による講演2023年ブラジル人作家イタマール・ヴィエイラ・ジュニオール氏による講演 本学では、長年に渡りポルトガル語教育とブラジル文化理解に取り組んできました。2021年度より専任のポルトガル語教員としてエウニセ・スエナガ准教授が着任し、2022年度からは、ブラジル政府より派遣されたメロ・ワジソン講師がポルトガル語およびブラジル文化教育担当として着任しました。在名古屋ブラジル総領事館との連携も強化し、2022年には日系ブラジル人作家オスカール・ナカザト氏による講演会を、2023年にはブラジル人作家イタマール・ヴィエイラ・ジュニオール氏の講演会を開催しました。2023年度には、新たに外国語学部ヨーロッパ学科スペイン語圏専攻を改組してスペイン語・ポルトガル語圏専攻となり、ポルトガル語を専攻言語として選択できるようになりました。ますますポルトガル語教育に力を注いでいきます。 2022年12月17日(土)に、ナゴヤイノベーターズガレージにおいて「スタートアップ国際シンポジウム」を開催しました。このシンポジウムでは、パリ・ドーフィン大学のエル・ムーブ・ムード学長をはじめとするフランスの有名大学・高等教育機関の著名な4名の先生方をお招きし、スタートアップやイノベーションに関するテクノロジーから経済学、さらには国際連携まで、幅広いテーマでフランスやヨーロッパの最新状況をご講演いただきました。また、このシンポジウムに先立って大村愛知県知事への表敬訪問や中部経済連合会との懇談会なども開催され、学術面のみならず様々な意見交換や交流を行うことができました。シンポジウムには愛知県立大学、愛知県立芸術大学はもちろんのこと、近隣の大学や企業から合計113名(オンライン・対面の合計、関係者を含む)の方が参加され、熱気に包まれました。 この貴重な機会を今後に活かし、本学は起業家教育やスタートアップ創出、そして地域のイノベーションのお手伝いを進めていきます。言語・言語・文化教育文化教育国際交流国際交流▼ 『日系ブラジル人の世界を知ろう』在名古屋ブラジル総領事館との連携日仏交流 スタートアップ国際シンポジウムを開催▼ 『過去を耕す:脱植民地文学の視点から』愛県大の国際力Ⅰ愛県大の国際力Ⅰ

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