地域と大学8▲2022年度公開講座『“人はなぜこんなに残酷になれるのだろうか?” ─排除と排斥を考える』より 写真のエプロンの色は、スタッフの資格を示しています。黄:地域支援委員会委員(看護師・助産師資格あり)、助産師黄緑:地域支援委員会委員(資格なし)、本学職員、看護学部学生青:看護学研究科学生赤:保育士 本学と地域社会とを接続する総合的窓口の地域連携センターの「連携」の意味は、「同じ目的を持つ者が互いに連絡をとりながら、協力し合って物事を行うこと」です。地域社会の様々な課題解決をするという共通目的を達成するために、本学と地域社会との架け橋のような役割を担っているのが地域連携センターです。橋の往来者には、今の時代を生きている者同士だけでなく、時空を越えた者同士(同窓生、未来の在校生等)も含まれます。往来者がつらなりつながる連係をすると、課題解決がより進みそうです。 子育てひろば「もりっこやまっこ」(通称「もりっこやまっこ」)は、守山キャンパスで行っている子育て支援事業の総称であり、看護学部の地域支援委員会が主体となって行い、職員、保育士、助産師などのご協力のもと運営しています。 本事業は、本学の「魅力あふれる大学づくり事業」の一環として2007年11月に始まり、2011年度以降は愛知県立大学看護実践センターにおける地域貢献事業に位置づけ、15年間運営してきました。2023年度から組織編成によって名称が愛知県立大学地域連携センター守山支部(看護実践センター)と変更され、16年目を迎えます。 具体的な活動は、保育園・幼稚園に上がる前の0〜3歳のお子様と保護者の方を対象に、守山キャンパスの体育館を開放し、「自由ひろば」やサロン(ヨガやリトミック)などの子育て支援を行っています。2023年度からはシームレスな子育て支援を目指して妊婦の見学なども開始しました。 また、本事業は、地域貢献の場であると同時に看護学部生や大学院生の教育や研究の場でもあり、参加されたお子様と保護者の方から多くのことを学ばせていただいております。今後も地域貢献事業として継続・活動したいと考えています。▲5学部のバラエティに富んだ公開講座を実施しています。 さて、2023年度から地域連携センターは、長久手キャンパスの地域連携センターと守山支部(旧看護実践センター)とが一体となりました。今風に表現するならばトランスフォームしました。トランスフォームという単語は、青虫がサナギになり蝶になる(変態する)ような時に使います。青虫やサナギのままでは、空は飛べませんが、蝶になると飛ぶことができ、はばたけます。 はばたけ地域連携センター!引き続き地域との連携が進むように架け橋を整備していきます。子育てひろば「もりっこやまっこ」活動のご案内はこちらhttps://www.nrs.aichi-pu.ac.jp/kosodate/地域連携センターのウェブサイトはこちらhttps://www.bur.aichi-pu.ac.jp/renkei/地域連携センターの取り組み奥田隆史地域連携センター長のメッセージ子育てひろば「もりっこやまっこ」が15周年を迎えました!
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