愛知県立大学 学報 2023-24 vol.13
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研究成果紹介10 翻訳・通訳をめぐって、言語学・言語教育学・文学・思想・社会・科学技術など幅広い視点からの分析・考察をまとめた1冊。吉田准教授担当の第10章では、日西通訳者への質問紙調査から、コロナ禍における日西通訳業務の変容と遠隔通訳について考察している。 詩人であり批評家である北川透との、2022年「中原中也研究集会」における対談。近代詩人中原中也と、戦後詩をリードした「荒地」派とを結ぶ異色のテーマについて、その魅力と問題点をたっぷり語り合った対話録。 患者さんやご家族と看護師との対話の場面などを中心に収録した転倒予防のためのDVD集等をウェブサイトに掲載。入院時オリエンテーションや新人職員の研修などにも活用可能。(ウェブサイトから自由にダウンロード可) 認知症早期発見などを目的に、高齢者向けの音声認識と認知機能検出を備えた音声対話システムを開発。現在、音声資源として収録してきた、123名の高齢者(平均83.3歳)の読み上げ音声を音声資源コンソーシアムにて無償公開している。 心の距離に応じて言葉を使い分けるポライトネス理論を基に、学習者と会話しながら、画面上で表示される問題数を決定するロボットを開発。これにより、学習者自身が問題数を決定し、学習を進める自発的学習を促す。宇城准教授の研究成果ウェブサイトはこちらhttps://reimdsc1w.wixsite.com/mysite超高齢者音声データベースはこちらhttps://research.nii.ac.jp/src/EARS.html外国語学部ヨーロッパ学科スペイン語・ポルトガル語圏専攻 吉田 理加准教授『翻訳と通訳の過去・現在・未来:多言語と多文化を結んで』著者 泉水浩隆、共著 吉田理加ほか、三修社 2022年3月発行日本文化学部国語国文学科 宮崎 真素美教授宮崎真素美×北川透「「荒地」派の詩人たちと中原中也」(『中原中也研究』28号 中原中也記念館 2023年8月発行)看護学部看護学科 宇城 令准教授『転ばぬ先の知恵(水戸黄門)』(動画)情報科学部情報科学科 入部 百合絵准教授情報科学部情報科学科 ジメネス・フェリックス准教授コロナ禍における通訳詩人との対話医療安全・患者安全のための小さな道具箱超高齢者の読み上げ音声と雑談対話音声のデータベース構築問題を解き合うパートナー型ロボットの開発介研─ テーマ:対話・会話 ─究成果紹

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