新学部長紹介 AI翻訳が急速にその精度を高め、地域社会の多言語化と多文化化が目に見えて進行している今日、学生たちの人生観やライフコースも多様化しています。このような時代状況の下、外国語学部には果たしてどのような人材の輩出が期待されるのでしょうか。私たちは、新しい時代に相応しい外国語学部での学びとは何かを探求し、社会で活躍できる人材の育成に力を尽くします。 日本文化学部は、日本のことばと文学、歴史と社会を探究する知の拠点です。豊かな知識と教養を身につけ、人間と社会について深く考えることを学びます。安易に生成AIに頼るのではなく、自ら考え、行動し、さまざまな課題を抱える現代社会を生き抜く力を涵養します。愛知という地域に根ざしつつ、視野は広く世界に開き、新たな文化創造の担い手となる人材を育てたいと願っています。 今日の社会は、教育や社会福祉の分野において、障害、貧困、異文化、孤立等に関連し、特別なニーズをもつ子ども・家庭や生きづらさを抱えた人々を支援する多様な課題に直面しています。本学部では、教育と福祉および他学部とも連携しつつ地域から学び、これらの課題を世界的視野から総合的に捉え、人々の連携のなかで解決することのできる専門的力量を養えるよう、教育・研究の充実に努めてまいります。 看護職は、病院や地域など様々な場所で人々の健康と生活を守ります。健康の守り手となるためには、疾病や治療といった専門的知識を基盤として、人々が療養生活において価値を置いていることを理解し、実現できるように支援することが求められます。看護学部では、豊かな人間性と深い洞察力を有し、健康に関連する人々の多様なニーズに対応できる人材の育成を目指しています。 高度情報技術者の不足は深刻さを増しており、2030年には最大約79万人の不足が予想されています。1998年に発足した情報科学部は、これまでに1,900名ほどの卒業生を送り出してきました。これからも「良質の研究に裏打ちされた良質の教育」を心に刻みつつ、意欲的な学生らと共に地道な努力を重ねていきます。ご支援・ご協力を切にお願いする次第です。42024年4月より新たに就任した学部長をご紹介します。2024年4月より新たに就任した学部長をご紹介します。 外国語学部 中田 晋自(なかた しんじ) 日本文化学部 丸山 裕美子(まるやま ゆみこ) 教育福祉学部 稲嶋 修一郎(いなしま しゅういちろう) 看護学部 片岡 純(かたおか じゅん) 情報科学部 吉岡 博貴(よしおか ひろき)新学部長紹介新学部長紹介
元のページ ../index.html#5